プロテスト直前! 気になるネクストヒロイン・花渕里帆に10の質問「身も心も削りながら頑張ります」
今回の気になるヒロインは1999年生まれ、23歳の花渕里帆。千葉県出身で明治大学体育会ゴルフ部出身だ。19年の全国女子大学ゴルフ対抗戦では団体戦メンバーのひとりとして活躍し優勝している。そんな花渕に10の質問をぶつけてみた。
●プロテストは何次から受験ですか? 今回で何回目の挑戦でしょうか?
「1次の那須小川から受けます。今年で3回目です」
※プロテスト1次予選【A地区】8月16日(水)~ 8月18日(金)那須小川CC(栃木県)
●プロテストと通常の試合との違いは?
「プロテストは3、4日間競技じゃないですか。でもこういう試合は1日競技が多いので、テストになると慎重になってしまうところと、緊張感が周りも自分も全然ちがいます。就職活動だと思っているので(笑)1年に1回、自分の将来が決まる大事なときなので身も心も削りながら頑張ります」
●プロテスト前、不安に感じていることはありますか?
「いまは、ないです。ここ1カ月ぐらいの試合ではいいゴルフができているので、いい緊張感を忘れずに、あと2週間(取材当時)ですけどこのままの流れでいきたいと思っています」
●現在の課題は?
「飛距離が足りないこと。せめて10ヤードはほしいです。400ヤード超えのパー4のセカンドがキツくなってしまって、グリーンに乗らないことがある。そうするとティショットで『頑張らないと』ってなってしまうので…」
●ところで、プロゴルファーを目指したきっかけは? またはその理由?
「父親の影響でゴルフを始めました。そのときに色々なスクールを探していたときに、北谷津に行って稲見萌音ちゃんを見て、『同い年でこんなに上手い子がいるんだ』ってビックリして。そこから本格的に頑張ろうと思い、競技を始めた中学時代からプロゴルファーを目指すようになりました」
●毎日どれくらい練習をしていますか? 休みはありますか?
「週の半分以上はラウンドをしています。回ったあとにアプローチやパターの練習をして、時間があれば打席練習にも行きます。ラウンドがない日は練習場に行ったり、ジムに行ってトレーニングをしています。休みは必ず取るようにしています」
●つらい……と思うことはありますか?
「最近はポジティブに考えるようにしているので、ありません」
●プロテストに合格したら、何がしたいですか?
「レギュラーツアーを主戦場に戦えるようにしたいので、QTで上位に行きたい。これまで迷惑をかけた人たちもいるので、結果で恩返しがしたいです」
●将来目指す選手像は?
「私がずっと目標にしているのが大山志保さんなんです。アマチュア時代に初めてレギュラーツアーに出たときに大山さんと同組になって、向上心や周りのひとへの気づかいがすごく印象に残っていて。大山さんのようなプロゴルファーになりたいと思っています」
●誰よりも応援していてくれているご家族にひと言
「いつも洗濯や食事の準備など、サポートしてくれてとても感謝しています。結果で恩返しできるように今年のプロテストは受かりたいです! 頑張ります」
※ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は将来ツアーで活躍することを目指す、JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場として2019年に始まった。今シーズンは全15戦が予定されている。出場選手は年間ポイントランキングによるシード、前大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などによって決められる。
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