写真：ハーランド(提供：ロイター/アフロ)
8月12日（日本時間）、プレミアリーグ開幕戦「バーンリー対マンチェスター・シティ」の一戦が行われ、0-3でマンチェスター・シティが勝利した。
昨季の得点王であるアーリング・ハーランドが2ゴールを挙げるなど、シティは最高のスタートを切った。
ハーランドの2発で危なげなく開幕戦を制したシティ
前半4分、デ・ブライネのクロスをロドリが折り返し、ハーランドが左足で押し込み幸先よくシティが先制点を挙げる。
マークが一瞬外れた瞬間の準備は、まさに一流の点取り屋だったといえる。
21分、デ・ブライネが体調不良により後退を要求し、代わりにコヴァチッチが投入される。
交代までの時間、全選手をベンチ前に呼び出し入念に選手の並びを説明するグアルディオラ監督に一切の油断はない。
36分、またもハーランドが決める。
左サイドを崩したシティは、カイル・ウォーカーがグラウンダーのクロスをエリア内に送る。
このクロスを受けたアルバレスからのパスを受けたハーランドが左足で逆サイドにシュートを決めた。
ハーランドはそれまでボールにあまり関与していなかったが、一瞬のチャンスを逃さなかった。
75分にはFKのこぼれ球をロドリが押し込み3点目を奪う。
79分には今夏獲得した期待のCBグアルディオルが左SBでプレミアデビューを果たすなど、理想の試合展開となった。
GKやCBからビルドアップをスタートさせ、ベルナルド・シウバやコヴァチッチが下りてきて繋ぐ形だが、ハーランドというターゲットがいるためロングボールでの崩しに切り替えることができる。
キャプテンのギュンドアンがバルセロナに移籍し、デ・ブライネも前半の早い時間にピッチを去ったが、それでも圧倒的なポゼッション力は変わらなかった。
プレミアリーグ開幕戦を危なげなく3点差をつけて勝利したマンチェスター・シティ。
シーズンは開幕したが、今後足りないポジションに新たな選手を獲得するはずだ。
「今季の優勝もシティで決まりか」
そんな思いを抱いたサッカーファンも多いのではないだろうか。
シティの次節は8月19日、ホームにニューカッスルを迎える。
Follow @ssn_supersports
