• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • アーセナルがシティを下しコミュニティシールド制覇!プレミアは優勝を狙えるクラブが増えより魅力的なリーグへ
アーセナルのミケル・アルテタ監督,冨安健洋

アーセナルがシティを下しコミュニティシールド制覇!プレミアは優勝を狙えるクラブが増えより魅力的なリーグへ

写真:アーセナルのミケル・アルテタ監督(ロイター/アフロ)
8月6日、今季初となるプレミアリーグ公式戦であるコミュニティシールド「アーセナル対マンチェスター・シティ」の一戦が行われ、1-1(PK4-2)でアーセナルが勝利した。

プレミアリーグ開幕を告げる一戦で勝利したアーセナルは、早くも一冠目を達成。

選手、監督共に喜びを爆発させ、打倒マンチェスター・シティにかける気持ちの強さを示した。

ブライトンやニューカッスルも的確な補強で優勝を狙える戦力を整えており、今季はマンチェスター・ユナイテッドやリヴァプール、チェルシー、トッテナムなどを加えた例年以上の壮絶な優勝争いが繰り広げられそうだ。

コンディションはイマイチだったが勝利への執念を見せたアーセナル

どのようなスポーツであっても、何度も負けた相手には「苦手意識」が付いてしまうものだ。

アルテタがアーセナルの監督に就任してからは、シティに2勝8敗とすでに大きく負け越していることから、昨日のコミュニティシールドで敗戦すれば「今季もシティには勝てないのか」といったイメージがより強まってしまったことだろう。

しかし、リフレクションによるゴールとはいえ後半アディショナルタイムにトロサールが同点弾を決め、PK戦で勝利してタイトルを獲得したことは、アーセナルにとって非常に大きな意味を持つことになるだろう。

「シティにも勝てる」

出場した選手やアルテタ監督はもちろん、アーセナルサポーターも打倒マンチェスター・シティが可能であることを再認識できたはずだ。

エースのガブリエル・ジェズスが膝の手術により開幕からの数試合は欠場するが、カイ・ハフェルツやトロサールなど前線のタレントは豊富であるため、シーズン開幕からスタートダッシュできる可能性も高いだろう。

プレミアは今夏のリーグ全体の移籍金が16億ユーロ(約2700億円)と圧倒的

2023-2024シーズンは、プレミア一強時代がさらに進むことが予想される。

今夏のリーグ全体の移籍金総額が16億ユーロ(約2700億円)にも達し、よりスター選手が集まり魅力的なリーグとなったからだ。

5大リーグのセリエAやブンデスリーガ、リーグ・アンが5億ユーロ程度で、ラ・リーガにいたっては2億7000万ユーロ(約420億円)であることを考えると、どれほどプレミアリーグが圧倒的なのかが分かる。

昨季トレブル(三冠)を達成したマンチェスター・シティが優勝候補筆頭であることには変わりないが、優勝を狙えるクラブが5~6チームもあるため、シーズン全体を通して見応えのあるリーグであると言えるだろう。

アルテタ監督率いるアーセナルがシティの連覇を阻むか、それともシティが強さを発揮し連覇を達成するか。

はたまた他の強豪クラブがこの2クラブを蹴落とし、優勝を掴むのか。

日本代表MF三笘薫と冨安健洋の活躍と共に、注目だ。

関連記事