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風にも負けず メジャー2戦連続トップ4の畑岡奈紗が見据える週末の爆発 「まだまだチャンスはある」

畑岡奈紗が3アンダーをマークし浮上した(撮影:福田文平)

<フリードグループ・スコティッシュ女子オープン 2日目◇4日◇ダンドナルドリンクス(スコットランド)◇6494ヤード・パー72>

メジャー大会で2戦連続トップ4に入っている畑岡奈紗が、スコットランドでも存在感を見せた。初日は午後スタートで強風のなかイーブンパーと耐えるゴルフも、2日目は5バーディ・2ボギーの「69」でトータル3アンダー・14位タイまで浮上し、決勝ラウンドへと進む。

この日は一般的には風が“弱い”とされる午前スタート。ところがふたを開けてみれば、2日目は午前が強く、午後には微風に変わった。予選ラウンドで午前・午後のスタートがある限り、天候条件が変わるのは仕方ないこと。畑岡を含め、初日・午後、2日目・午前の組はリンクス特有の重く冷たい風に2日続けて苦労した。

特に後半は風が強くなったが、その後半にボギーなしの3バーディ。「きのうよりはティショットが安定していて、フェアウェイから打てる回数も多かったかなと思います」とショットはここ2戦同様、好調をキープ。それでもグリーン上には不満も残る。

「パッティングも長い距離でショートしてしまうところがあった」と、距離感に苦しみ、厳しいパーパットが残る場面もあった。そんなピンチも切り抜け、「うまくパーパットに集中することができてよかったです」とスコアを崩すことなく1日を終えた。

パーオンホールは14回と低くはないが、「やはりもう少しチャンスにつけて、バーディパットをしっかり連続して打てるようにできれば」と残り2日で修正を図る。次戦は今季最後のメジャー大会も待つため、今週末で勢いをつけて臨みたいところ。「まだまだチャンスはあると思う」と見据えるなか、ここから首位との9打差を追いかける。

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