プロテスト1次予選を控えた林亜莉奈 “負のスパイラル”から抜け出せた言葉とは?
<マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第7戦 リオン・ドールコーポレーション/ゼビオグループチャレンジカップ◇2日 事前◇ボナリ高原ゴルフクラブ(福島県)◇6418ヤード・パー72>
マイナビネクストヒロインゴルフツアー第7戦「リオン・ドールコーポレーション/ゼビオグループチャレンジカップ」が、あす3日(木)に行われる。再来週のJLPGAプロテスト1次予選(16日(水)~18日(金)A地区・那須小川CC)を控えた林亜莉奈は、今大会を「テスト前最後の試合なので、つながるゴルフをしたい」と、切り出した。
昨年よりもゴルフがいい方向に変わってきているようで、いままでの「ミスをする→イラっとする→負のスパイラルに陥る」という悪い流れを、ミスに対して「楽しもう」という考え方に変えているのだという。
そして、「応援してくれる人たちからかけられる言葉のおかげで、去年より自信がつきましたし、自分のプレーができるようになってきました」と、明るい表情を見せた。なかでもとくに響いた言葉は「『応援していることで一緒に夢を見させてもらっている』って言われて、自分だけじゃないなって、一緒に頑張ってくれるひとがいる」と、話した。
そんな応援してくれる人たちのためにも、今大会で“優勝”して恩返しをすることもちろんだが、「中継に映って、印象に残るプレーでみなさんを楽しませたいです」という目標もあるという。インターネットのライブ中継カメラに追われるためには、上位にいることが条件となるため、「そのためにも上位にいけるように頑張りたいです」と続けた。
「スコアも自分的には出したいと思っていますし、もちろん優勝もしたいです。けど、テスト前なので、ミスしても切り替えることとか、どんな些細なことでも楽しんでラウンドすることを意識して、自分がやりたいゴルフをする」と、課題を持って今大会に臨み、プロテストでいい流れをつかむ思いだ。(文・高木彩音)
※ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は将来ツアーで活躍することを目指す、JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場として2019年に始まった。今シーズンは全15戦が予定されている。出場選手は年間ポイントランキングによるシード、前大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などによって決められる。
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