レアル・ソシエダ、久保と共闘するCFアンドレ・シルヴァ加入決定!MFファン・デ・ベークの獲得交渉も進行中
写真:久保建英(Jose Breton/Pics Action/NurPhoto via Getty Images)
8月2日、レアル・ソシエダはライプツィヒからポルトガル代表FWアンドレ・シルヴァ(27)を1年間のレンタルで獲得した。
ソシエダは昨季レンタルでプレーしたセルロートの買取りに失敗していたが、頼もしいCFがシーズン前に加入することになった。
この契約には買取りオプションも付いており、今季の結果次第では1500万ユーロ(約23億円)で買取りを行使する可能性もある。
頼れるCFタイプのアンドレ・シルヴァ加入で前線のタレントが揃う
セルロートの買取りに失敗し、CFは大怪我から復帰したばかりのサディクと昨季リーグ戦1得点のカルロス・フェルナンデスのみとなっていたが、アンドレ・シルヴァの加入で一気に前線の選手層が厚くなった。
昨季公式戦44試合に出場し、9得点7アシストとまずまずの結果を残したアンドレ・シルヴァは、184㎝でエリア内におけるヘディングや右足でのシュートが得意なFWだ。
かつてはクリスティアーノ・ロナウドが自身の後継者として指名したことがあるほど、ポルトガルで期待されてきた。
ポルトガル代表ではすでに50試合以上に出場し19得点を挙げている。
クラブレベルにおいても、通算140得点以上を記録しており、得点能力に関して言えば昨季のCFのレギュラーであったセルロートよりも高いと言えるだろう。
久保のクロスの質が昨季後半から上がってきているため、「久保のクロスからアンドレ・シルヴァのヘディングでゴール」といった形が多くなる可能性もある。
ダビド・シルバの穴埋めも間近
レアル・ソシエダは、練習中に大怪我を負い電撃引退したダビド・シルバの穴埋め要因も探している。
しかし、この問題もあと数日で解決しそうだ。
マンチェスター・ユナイテッドに所属しているファン・デ・ベーク(26)とACミランに所属しているシャルル・デ・ケテラーレ(22)のどちらかの獲得が濃厚だ。
前者はMFならばどこでもプレーできる器用さがあり、特にトラップやパスの上手さには定評がある。
ミドルシュートも上手いため、加入すればソシエダにとって貴重な得点源にもあることだろう。
また、後者が加入した場合は、192㎝という長身であるにもかかわらずテクニックにも秀でており、より司令塔的な働きが期待できる。
ポジションはトップ下を得意としている。
昨季はミランであまり結果を出せなかったが、その実力は本物だ。
不安視された選手層も一気に厚くなることが予想されるソシエダは、果たして開幕ダッシュを成功させることができるのか、注目しよう。
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