今が買い!スライスに効くドライバー5選
今年のドライバーの売れ行きも夏場を過ぎ、相変わらず強いピンのG430シリーズに、キャロウェイのパラダイムシリーズ、テーラーメイドのステルス2シリーズが3強といったところだ。そろそろ秋モデルが気になるころだが、その3ブランドも含め、スライスに強いモデルはどれか。今すぐスライスを何とかしたい人にお届けする。
まずはキャロウェイのパラダイムシリーズ。今年は4モデルがラインナップされているが、その中でも「スライサー向け」といえば、パラダイムXがあげられる。「パラダイムXは初速とスイートエリアの広さに、つかまりの良さがプラス。ヘッドのヒール側にボリュームがあるつかまり顔で、中~高弾道のストレート~ドローが出ます。スライサーや初級者が安心して飛距離が伸ばせます」とは、数々の試打をこなす石井良介プロ。もう少しやさしいモデルの同マックスファストがあるが、そちらはヘッドスピードの遅い人が飛ばせる軽量モデルで、スライス対策という意味ではパラダイムXのほうがオススメだ。
キャロウェイと双璧をなすテーラーメイドのステルス2シリーズからは、ステルス2 HDがスライサー向け。前作よりも球の上がりやすさ、つかまりの良さがアップして「適正なスピンのかかった高弾道のストレート~ドローが打てる。ラクにボールをつかまえたい上級者からヘッドスピード40m/s前後のアベレージまで幅広いゴルファーが使える」(石井プロ)という。
ピンのG430シリーズからは、G430 HL SFTがスライサー向け。同HL MAXも軽量でつかまりはいいが、HL SFTは、さらにヒール側にウェイトがついたつかまり重視モデル。見た目はストレートフェースだが、ドローバイアスのヘッドとしなるシャフトで、ヘッドスピード38m/s以下のスライサーが高弾道のドローを出せる設計だ。
これら今年の3強モデルのほかにも、現行のスライサー向けモデルはまだある。ひとつはブリヂストンゴルフのB3 SDだ。スクエアに構えやすい大型ヘッドで、スイートエリアの広さとつかまりの良さは抜群。球筋は高弾道のドローで初級者やスライサーにはピッタリだ。もうひとつのオススメは、ヨネックスのEZONE GT 460。球の上がりやすさ、つかまりの良さ、スイートエリアの広さをすべて兼ね備えたやさしさ重視モデルだ。
まだまだ暑い日が続き、ゴルフに行くたびにスライスばかりでは気が萎える。体力が奪われる夏ゴルフでは、ラクに球をつかまえてフェアウェイを悠々と歩きたいもの。ぜひとも、参考にしてもらいたい。
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