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小野祐夢が母とのツーショット写真をSNSで公開「キャディをしてくれた母に感謝」

キャディを務めた母の助けもあって「資生堂 レディスオープン」は決勝に駒を進めた小野祐夢(撮影:佐々木啓)

小野祐夢が自身のインスタグラムを更新した。「暑い中応援ありがとうございました!」と、「資生堂 レディスオープン」での応援に対するお礼から始まった投稿。大会初日は気温30度を超える中でのラウンド。立っているだけでも汗ばむ厳しい状況だったのだろう。

そして写真一枚目に一緒に写る母に、「キャディーをしてくれた母に感謝です」と謝意を記し、「途中の茶店で氷嚢の氷や冷たいおしぼりを手際よく用意してくれた戸塚カントリー倶楽部のキャディーさんたちにも本当に感謝しています」と続けた。
 
写真に写るお母さんは、目元が小野とそっくり。ファンからも「お母さんお若くて美人ですね」「お母さん若い」「母子コンビで予選通過できて良かったですね」とのコメントが集まっていた。
 
9歳でゴルフを始めた小野。坂田信弘プロが塾長を務める坂田塾でスイングを磨き、中学3年で「全国中学生選手権」優勝。2016年にプロテスト一発合格。ジュニア時代から試合や練習のときは、母が車の運転をして同伴してくれていたという。それはプロになってからも続き、ときには母子ケンカをすることもあったという。
 
小野がレギュラーツアーに本格参戦した18年には「今までよりも一緒にいる時間が長くなったぶん、ケンカが増えました(笑)。料金などを考慮して、ホテルをツインの部屋にしているのですが、母から『早くしなさい』とか言われてしまうので…」と、漏らしていたこともあった。
 
『ケンカをするほどは仲がいい』とも言うが、お互いに遠慮なく言いたいことを言い合える関係性が小野母子にはあるのだろう。そのおかげもあって、4週連続予選落ちとなっていた悪い流れを断ち切り、「資生堂 レディスオープン」では予選通過を果たした。
 
「ドライバーを振るって楽しいなって思えた1週間でした! 成長。今週もびゅん!って振ります」と、母と共に戦った試合を振り返った小野。予選落ちが続き、悩み苦しんだ日々を乗り越えて、巻き返しを図ってくれることだろう。それは、誰よりもそばで小野の背中を押す母の願いでもあるのだから。

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