よく笑い よく泣いて “日本の縮図”と呼ばれる広島から<全農杯2023年全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部 広島県予選会>
全農杯全日本ホカバ広島県予選に、広島県府中市に取材に行った。
折しも、広島市では物々しい警備体制の中でG7広島サミットが開催されていたが、府中市の会場TTCアリーナは、拍子抜けするほど穏やかな山間にあった。
広島には古くから名門と言われる卓球クラブがいくつかあり、何年かに一度、コンスタントに全国で活躍する選手を輩出してきた。
写真:全農杯全日本ホカバ広島予選会の会場/撮影:ラリーズ編集部
ところで、今回の広島予選会は、多くの子どもがよく笑い、よく泣いていた大会だった。
それだけ記憶に残る大会になっただろう。
奇しくもG7広島サミットでは、先進国首脳たちが、「記憶」を繋いでいくことを誓っていた。
写真:吠えたり/撮影:ラリーズ編集部
写真:泣いたり/撮影:ラリーズ編集部
写真:指導者も全力で子どもに向き合う/撮影:ラリーズ編集部
<全農杯2023年全日本卓球選手権大会ホープス・カブ・バンビの部 広島県予選 5月20日(土)府中市立総合体育館TTCアリーナ>
有力な実業団が3つもある広島県
広島県の卓球は、男子では瀬戸内スチール、女子では中国電力、広島日野自動車と、日本リーグに参加する名門実業団チームが3つもある。高校は名門・進徳女子高等学校もある。
「恵まれた環境で、子どもたちも良い刺激をもらっていますし、地元の指導者も学ばせてもらっています」広島県卓球協会専務理事の仁井田勇二氏は、その卓球環境に感謝する。
写真:広島県卓球協会専務理事 仁井田勇二氏/撮影:ラリーズ編集部
三宅兄弟が制したホープス男子とカブ男子
ホープス男子とカブ男子で優勝したのが、三宅脩斗、三宅直斗兄弟だった。
2023年度ナショナルチーム入りも果たしている弟の三宅直斗は、前陣での両ハンド攻撃が冴え、今回の予選会すべての試合で3-0で勝利する見事な戦いぶりだった。
写真:カブ男子の部で優勝 三宅直斗(ばらの町卓球場)/撮影:ラリーズ編集部
写真:ホープス男子の部で優勝 三宅脩斗(ばらの町卓球場)/撮影:ラリーズ編集部
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