【女子Ｆ第3・4節｜試合結果】2点ビハインドも、新加入の江口未珂が躍動！首位攻防戦を浦安が制す！西宮は、4戦無敗で暫定2位に浮上！

1日と2日、日本女子フットサルリーグ（女子Ｆリーグ）の8試合が各会場で行われた。

新加入の江口未珂が、1アシスト2ゴール！

2日、北海きたえーるにてバルドラール浦安vsアルコ神戸が行われた。

暫定1位の浦安と暫定2位の神戸との一戦は、強度の高い両者のハイレベルな争いが繰り広げられた。手に汗握る首位攻防戦を制したのは、今シーズン“常勝不敗”をスローガンに掲げる女王だった。

スコアが動いたのは5分、相手の巧みな連係で押し込まれる浦安は、セットプレーから先制を許してしまう。さらに11分、再びキックインからの一撃で追加点を奪われ、まさかの2点のビハインドを追う展開となった。

精度の高い守備に苦戦するなか、14分、ディフェンスを跳ね除け、左サイドを突破した江口未珂がネットを揺らし、浦安は1点を返すことに成功。1-2で試合を折り返した。

第2ピリオドにギアをあげた浦安は、劣勢だった第1ピリオドと変わって神戸を押し込み、22分にはカウンターからピンチを招くも、GK・小関美穂のファインセーブにより事なきを得る。すると28分、江口からの落としを倉持杏子が右足で突き刺し、同点に追いついた。

さらに33分、パスミスでのルーズボールを拾った江口が、相手をかわして右足を一閃。このゴールが決勝点となり、3-2で試合は終了。今シーズン、SWHレディース西宮から加入したスコアラーが1アシスト2ゴールの大活躍し、役割を全うした。

神戸としては女王・浦安に一矢報いるチャンスだっただけに、悔しい敗戦となった。上位リーグでの再戦に期待がかかる。

ロースコアで引き分けも、暫定2位に浮上

同日、サイデン化学アリーナさいたまでは、立川アスレティックFCレディースvsSWHレディース西宮が行われた。

今シーズンの優勝争いに名乗りをあげる西宮は、前日にフウガドールすみだレディースとの一戦に勝利し、連戦の2戦目に立川を迎えた。

立ち上がりから拮抗した時間が続くなか、江川涼と尾川奈穂を中心に相手ゴールに迫るも得点には至らず。9分には自陣のゴール前でボールを失い、西宮は先制点を奪われる。しかし、11分、藤江沙樹のシュートからのこぼれを、後藤伊史が押し込み同点弾をマーク。1-1で第1ピリオドを終えた。

続く第2ピリオド開始早々には、江川がボールを奪いショートカウンターを演出し、33分には追野沙羅が左足で鋭いシュートを放つも、GK・井上ねねの好セーブが続きゴールを奪いきれず。終盤は立川に押されながらも、西宮は徹底した守備で立川の攻撃陣を抑え、失点を許さず。

両者一歩も譲らず、そのまま1-1の引き分けで試合を終え、立川と西宮は勝ち点1を分け合うかたちに。西宮は3勝1分で無敗記録を4に伸ばし、神戸を抜いて暫定2位に浮上した。

■試合結果

7月1日（土）

7月1日（土）

7月2日（日）

7月2日（日）

■順位表

■次節試合結果

7月14日（金）

7月15日（土）

7月16日（日）

7月17日（月）