【Ｆ１第6節｜試合結果＆順位】北海道・室田祐希がFリーグ3度目のハットトリック！念願の今季初勝利！湘南は監督が途中退場も、今季4勝目で負けなし継続！

1日と2日、Ｆリーグディビジョン１第6節の試合が各会場で開催された。

開幕連敗記録を5でストップ

1日、北海きたえーるにてエスポラーダ北海道vsフウガドールすみだが行われた。

北海道は開幕戦で大敗を喫し、5節終了時点で未勝利かつ37失点で最下位に沈んでいた。しかし今節、Fリーグ屈指のファンタジスタ・室田祐希が躍動。北海道が待望の勝ち点3を掴んだ。

序盤からすみだの激しいプレスにを受ける北海道だが、関口優志、本郷輝、室田、木村優太、山田優介の先発メンバーの連係で回避し、得点チャンスを伺う。

GKを交えたパスワークで相手にペースを握られながらも、無失点で試合を進める。すると11分、本郷からの折り返しのパスが相手の股を抜け、室田がこれを右足で押し込み、北海道は今シーズン初めての先制に成功。その後は再び押し込まれるも、本郷を中心に相手のチャンスの芽を潰し、1-0で試合を折り返した。

続く第2ピリオドでは、22分に1点を返され、北海道は同点に追いつかれてしまう。しかし25分には、キックインからのクロスを室田がダイレクトでゴールに送り、再び1点をリードした。

26分にはすみだのキャプテン・畠山勇気に同点弾を決められたものの、30分には関口からのスローを室田が落ち着いて流しこみ、3得点目をマーク。胸のエンブレムを叩きながらファン・サポーターのもとに駆け寄り、喜びをあらわにした。

課題だった守備も改善された北海道は、残りの10分を守り抜き、3-2で試合は終了。室田はＦリーグ3度目のハットトリックでチームの連敗記録を5で止め、今シーズン初勝利に導いた。

絶好調！堀内迪弥が今季９ゴール目

2日には、Asue大阪アリーナにてシュライカー大阪vs湘南ベルマーレが行われた。

7月1日から新たな愛称がついた「Asue大阪アリーナ」で開催されたこの試合は、攻撃特化の湘南とリーグ屈指の守備力を誇る大阪の手合わせとなった。互いに好調を保つ両者の一戦は、予想以上の接戦の末に湘南が勝利を手にした。

試合開始から2分、今季絶好調の堀内迪弥が左サイドでボールを奪い、ゴール前に運んで右足で先制点を奪う。続けてゴールを奪いたい湘南だが、立て直した大阪の激しいプレッシングに苦しみ、思うように攻撃を組み立てることができず。9分に大阪の巧みな連係プレーから、1点を返されてしまう。

しかし14分、シュートブロックからのこぼれを堀内が押し込み、再び湘南が1点をリード。15分には伊久間洋輔監督が退場になるアクシデントがありながらも、1-2で試合を折り返した。

第2ピリオドでも追加点を狙う湘南だが、23分に失点し、試合を振り出しに戻されてしまう。山﨑歩夢が決定機をつくるも、大阪のGK・樋口就大に阻まれ得点には至らず。攻めあぐねる湘南だが、31分、ゴール前での混戦からこぼれたボールに、靏谷春人が素早く反応し、この日3度目のリードに成功した。

終盤には、大阪の10番・加藤翼のシュートやセットプレーからピンチを招くも耐え凌ぎ、最後は内村俊太のパワープレー返しが決まり、2-4で試合は終了。監督不在のなかでの難しいゲームを制し、湘南は今シーズン負けなしの4勝目を飾った。

■試合結果

7月1日（土）

7月2日（日）

■順位表

■次節試合日程

7月7日（金）

7月8日（土）

7月9日（日）