湘南ベルマーレの守護神フィウーザが日本国籍を取得!「今、私は日本国民であり、とても幸せです」
湘南ベルマーレは22日、フィウーザが日本国へ帰化承認されたことを発表。2016年の来日から8シーズン目のFリーグを戦う“湘南の要塞”のビッグニュースが届いた。
「私の人生で最良の決断でした」
2016年8月、フィウーザは29歳の当時、ブラジルのクラブから湘南に加入すると、同年9月4日、小田原アリーナのホームゲームでFリーグにデビュー。翌シーズンは開幕からゴールを守り続け、チームのプレーオフ出場に大きく貢献してみせた。
その後、2020、2021シーズンには2年連続でベスト5にも選出。恵まれた体格を生かしたセービングのみならず、攻撃力にも優れ、湘南に不可欠な守護神として君臨してきた。Fリーグで8年目となった今シーズン開幕を前に、185試合・15得点。今シーズンも開幕から全試合先発を続け、第3節、第4節には連続ゴールを決めるなど無類の得点力を発揮している。
クラブの公式HPでは、家族4人で笑顔を見せる写真を添えつつ、「今日、私は日本国民になりました。私の人生において永遠に記念される日。私を好きになって応援してくれるすべての人に感謝したいです」と想いを伝えた。2017年に入籍し、翌年に第一子が誕生するなど、公私共に日本での生活を充実させてきたフィウーザは、「私の人生で最良の決断」と語り、日本国籍取得をサポートした奥様への感謝も併せてコメントした。
このニュースは、彼自身や湘南にとってはもちろんのこと、日本フットサルにとっても重要な出来事だろう。現在36歳。大ベテランの年齢とも言えるが、決して遅くはない。これまで、森岡薫やクレパウジ・ヴィニシウス、オリベイラ・アルトゥールをはじめ、ゴレイロ陣でもピレス・イゴールや黒本ギレルメらが日本国籍を取得したのち、日本代表のユニフォームに袖を通して“第二の故郷”のために死力を尽くしてきた。
Fリーグで圧倒的なパフォーマンスを示す彼ももちろん、今年10月に始まるAFCフットサルアジアカップやその先にあるワールドカップ出場を視野に入れているだろう。日本代表にまた一人、新たな“守護神”が誕生するかもしれない。
なお、現在は日本サッカー協会およびFリーグの登録変更手続き中であり、完了次第、日本国籍選手として出場することになる。
フィウーザ選手につきまして、2023年6月22日付にて、法務省より日本国へ帰化を承認されましたのでお知らせいたします。
※現在、公益財団法人日本サッカー協会及び一般社団法人日本フットサルトップリーグへ登録変更手続きを行なっております。
完了次第、日本国籍選手として試合に出場ができます。
◆フィウーザ選手
※プロフィールはこちら
https://www.bellmare-futsal.com/team/top_87.html【コメント】
今日は特別な日です。
今日、私は日本国民になりました。
私の人生において永遠に記念される日。
私を好きになって応援してくれるすべての人に感謝したいです。
私に日本人への扉を開いてくださった私のクラブ、湘南ベルマーレに感謝したいです。それは私の人生で最良の決断でした。
そして妻にも感謝したいと思います。
彼女なしでは私は決して成功しなかったでしょう。
彼女は全体において最も重要な人です。
私の人生においても、帰化においても。
いつも一緒にいてくれた家族にも感謝したいです。
感謝したい人はたくさんいますが、誰のことも忘れたくないので名前は言いません。
皆さん、ありがとうございました。
今私は日本国民であり、とても幸せです。
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