韓国代表イ・ガンインがPSGと個人合意!ライバル久保建英と来季のCLで対戦なるか
写真:イ・ガンイン(ロイター/アフロ)
6月13日、マジョルカの韓国代表MFイ・ガンイン(22)がパリ・サンジェルマンに移籍する可能性が高まったとスペイン紙『アス』が伝えた。
イ・ガンインはすでにパリ・サンジェルマンと個人合意しており、メディカルチェックも済ませ近く正式に移籍が発表される見通しだ。
あとはクラブ間の交渉のみとなるが、移籍金はおよそ1500万ユーロ(約22億7000万円)程度となりそうだ。
久保建英のライバルがステップアップ移籍、来季CLで対戦する可能性も
イ・ガンインは、今季マジョルカで1年を通して主力として活躍しており、6得点6アシストという成績を残した。
スピードこそあまりないものの、テクニックに優れ、ドリブルやパス、シュートなども欧州基準を上回っている。
韓国代表ではまだ頭角を現しているとは言えないが、今後間違いなく代表の中心選手となっていく逸材だ。
日本代表MF久保建英とは育成年代から知り合いで、昨季はマジョルカで共闘している。
同じ左利きで同世代ということもあり、プライベートでも仲が良い。
U-20W杯のMVPを受賞してからやや伸び悩んだが、2021-2022シーズンと今季で着実に力を伸ばし、PSGから声が掛かるまでとなった。
現在所属しているマジョルカは守備重視で戦うクラブであるため、イ・ガンインには合っていない。
イ・ガンイン自身もそのことを理解しており、移籍先を探していた。
変革期を迎えるPSGでスタメンを確保できるか注目
パリ・サンジェルマンは、メッシがMLSへ移籍し、ネイマールも今夏に移籍する可能性が高い。
さらにエースのエムバペも契約の延長オプションを行使しないことをクラブに伝えているため、今夏に移籍する可能性がある。
セルヒオ・ラモスも退団するため、来季は大幅に陣容が変わるのは間違いないだろう。
イ・ガンインとしては、世界的な名手が複数人抜けることでスタメンになれる可能性も高まる。
果たしてフランス王者のパリ・サンジェルマンでスタメンを勝ち取ることができるのか。
そして来季のCLでライバルであり親友でもある久保建英と対戦することがあるのか。
韓国の至宝から目が離せない。
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