久保建英がソシエダ公式サイトでシーズンMVPを受賞!勢いをつけ日本代表のエースを狙う
写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
6月12日、レアル・ソシエダはスペイン現地の公式HPファン投票によるMVPを発表し、日本代表MF久保建英が見事1位に選出された。
久保は公式戦9得点6アシストを記録し、ソシエダの来季CL出場権獲得に貢献した。
すでに久保は日本に帰国しており、6月15日と20日に行われる日本代表の国際親善試合に向けた合宿に参加している。
充実のシーズンを終え日本代表のエースを狙う
日本人選手にとって鬼門となっていたスペインのラ・リーガおいて、文句のつけようがない実績を残し来季のCL出場権獲得に貢献した久保建英は、いま最も勢いのある選手の1人だ。
幼少期からその才能には常に注目が集まり、大きなプレッシャーと戦いながら成長してきたが、ようやくその才能が本格的に開花した1年だったと言えるだろう。
1年を通して活躍し、レアル・ソシエダの公式HPにおけるファン投票でシーズンMVPにも選出された。
久保はすでに残留の意志を示しており、ソシエダの一員として来季は欧州最高峰のコンペティションであるCLに参戦することになる。
新シーズンに向けてこのオフはしっかりと体を休める必要があるが、久保にはその前にやっておかなければならないことがある。
それは、「日本代表で結果を出すこと」だ。
ここ数年久保は日本代表に選出され続けてきたが、決して結果を出しているとは言えない。
A代表において23試合出場して1得点という成績は、本人も納得いっていないはずだ。
「1点取れれば後はどんどんいけると思う」と本人が言うように、今回のエルサルバドル戦とペルー戦で得点を奪うことでA代表においても勢いが付くだろう。
左の三笘、右の久保か、それとも左の三笘、トップ下の久保か
今回のエルサルバドル戦とペルー戦では、古橋亨梧や旗手怜央といった復帰組の活躍も注目ポイントだが、やはり何と言っても三笘薫と久保建英の2大スターの共演が最大の見どころだろう。
3月28日のコロンビア戦では、三笘が先発し54分までプレーし、久保は59分から途中出場しているため、新生日本代表ではまだ共にプレーしていない。
ファンとしては今度こそ2大スターが共にピッチに立つ姿を観たいと思っているはずだ。
実績ではトップクラスの2人なだけに先発するのは間違いないはずだが、注目は2人のポジションだ。
三笘は左WGでほぼ間違いないが、久保が右サイドで出場するのかトップ下として出場するのかはまだわからない。
もしもトップ下での出場となれば、2人が連携してチャンスを作る場面も増えるため、より魅力的な試合となるはずだ。
果たして今回の2試合で日本代表のエースに名乗りを上げることができるのか、久保のプレーに注目しよう。
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