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宮里藍の冠大会で“リベンジ”のローアマ獲得 寺岡沙弥香は「だいぶうれしいです(笑)」
宮里藍とともに笑顔を見せる寺岡沙弥香(撮影:福田文平)
<宮里藍 サントリーレディス 最終日◇11日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6513ヤード・パー72>
アマ最上位の20位タイで最終日を迎えた寺岡沙弥香は、1イーグル・4バーディ・3ボギーの「69」でプレー。スコアと順位を伸ばし、トータル9アンダー・15位タイでローアマチュアを獲得した。
会心は17番パー5。2打目をフェアウェイバンカーに入れたが、残り115ヤードから9番アイアンで放った打球は、そのままカップに吸い込まれた。「ピンが段の下に切ってあって、戻って入りました」と20歳はニヤリ。レギュラーツアーでは初めてのローアマに「だいぶうれしいです(笑)」と目尻は下がりっぱなしだ。
昨年大会では予選通過を果たしたものの、最終日に「80」を叩いて70位タイ。「今年はリベンジと思っていたので、それを果たせてうれしい」と週末に「67」、「69」と伸ばせたことに胸を張る。
ローアマを獲得したことで、海外メジャー「AIG女子オープン」(全英)の視察権が与えられた。「日程が分からないけど、行けるなら行きたい」と、大会アンバサダーの宮里藍とパネルの前での記念撮影に笑顔。うれしい“副賞”も手にした。
このあと新幹線と夜行バスを利用して、連覇がかかる「日本女子アマ」へと向かう。「(今大会の)内容があまり良くなくて、自信はあまりないかも…」と少し消極的だが、優勝への気持ちは十分にある。地元・関西戦での勢いを弾みに、秋田でも“アマチュアNo.1”に輝きたい。(文・笠井あかり)
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