キャンプ用ペグおすすめ20選!人気モデルの打ち比べ比較も
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ペグとは?
ペグは、テントやタープが風で飛ばされないように、地面に固定する杭のこと。ペグがしっかり刺さっていないと、テントやタープは風に飛ばされてしまい、安全性に欠けてしまいます。そのため、テントサイトの土質に合ったペグを選び、正しく刺し込む必要があります。
ペグの素材と種類
ペグにはさまざまな素材と形があります。知っておくと選ぶときに便利なので確認しておきましょう。
ペグの素材
ペグの素材にはスチール、チタン、ジュラルミン、アルミ、プラスチックの5種類あります。それぞれの素材によって特徴が異なるので、自分がどの部分を重視するのかを考えておきましょう。
丈夫さ | 軽さ | 安さ | |
スチール(鋼) | ◎ | △ | ◯ |
チタン | ◎ | ◯ | △ |
ジュラルミン | ◯ | ◎ | ◯ |
アルミ | △ | ◎ | ◎ |
プラスチック | △ | ◎ | ◎ |
- スチール(鋼):鍛造ペグに使われる材料で、型に流し込んで形成するので強度に優れています。ずっしり重たいため安定性があり、しっかり支えられるのがメリット。ただ長距離を持ち運びするのは、負担が大きいでしょう。
- チタン:軽く持ち運びに便利な素材。サビにくいため、メンテナンスも楽で、長く使い続けられます。価格が高いので、まとめて購入するときにはよく検討しましょう。
- ジュラルミン:アルミニウム合金の一種で、アルミよりも軽く鉄よりも強いのが特徴。中でも超々ジュラルミンは航空機にも使用されるほど高性能で、耐久性に優れています。
- アルミ:さまざまな形状のペグに採用されている素材。軽量でペグを持ち運ぶ人にも便利ですが、硬い地面では曲がりやすいため要注意です。
- プラスチック:手頃で持ち運びのしやすい素材。ほかの素材に比べ怪我をする危険性が少ないのもメリットです。耐久性には劣るので、柔らかい地面で使用するのがおすすめ。
ペグの種類
ペグは素材だけでなく形も重要。ペグの形状は、鍛造ペグ・ピンペグ・V字ペグ・U字ペグ・X字ペグ・Y字ペグ・ピンペグ・スクリューペグ・ネイルペグなどがあります。形状によって地面への入りやすさや固定力、抜きやすさなども変わってくるのでチェックしておきましょう。
打ち込みやすさ | 柔らかい地面 | 硬い地面 | |
鍛造ペグ | ◯ | △ | ◎ |
ピンペグ | △ | ◯ | △ |
V字ペグ U字ペグ |
◯ | ◯ | △ |
X字ペグ Y字ペグ |
◯ | ◎ | △ |
スクリューペグ | ◯ (ねじ込み) |
◎ | △ |
ネイルペグ | ◎ | △ | ◯ |
- 鍛造ペグ:スチールを原料に作られたメジャーなタイプです。芝生や小石が転がる地面でも難なく打ち込めるのが魅力。テントやタープのメインペグとして活躍します。どんなシーンでも万能に使用できますが、砂場のような地面は苦手です。
- ピンペグ:テントの付属ペグとして採用されることもあるヘッドが曲がったタイプ。細いためコンパクトに持ち運べる一方で、抜けやすいというデメリットもあります。
- V字・U字ペグ:上から見たときにYやUに見えるペグ。接地面が広いため地面から抜けにくく、柔らかい地面が得意です。重ねられるため、収納力も抜群。
- X字・Y字ペグ:上から見たときにXやYの形に見えるペグ。3〜4方向へ力が分散されるため、V字ペグやU字ペグよりも強度が高いのが特徴。一方溝に砂が入りやすく、メンテナンスがしにくい点もあります。
- スクリューペグ:螺旋状になった形状。ハンマーではなく、ネジのように回転させて地面に差し込みます。柔らかい地面でしっかり固定でき抜けにくいのですが、撤去に時間がかかることも。
- ネイルペグ:ペグのヘッドに平らなプラスチックの部品が装着されたタイプ。ヘッド部分が広くなることで打ち込みやすく初心者でも扱いやすいのが魅力。プラスチック部分が破損しやすいので、ハンマーはゴム製を利用するのがおすすめ。
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