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中島啓太がプロ初優勝へ向けて好感触 パー5“全制覇”で3打差2位タイ「楽しみな週末ですね」

<~全英への道~ミズノオープン 2日目◇26日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7461ヤード・パー72>

2年連続でアマ世界一を獲得した大器がいよいよ目を覚ます。首位と4打差の2位タイから出た中島啓太は、6バーディ・ボギーなしの「66」で回り、トータル11アンダーまで伸ばし、首位の安森一貴と3打差の2位タイで週末を迎える。

「リンクスのパー5はチャンスだと思う」と、スコアを伸ばしたいパー5は4つすべてでバーディ。また、3番(207ヤード)と8番(165ヤード)のパー3も2打で仕留めた。2日間でボギーはわずかに1つ。それも第1ラウンドの14番の超ロングパットからの3パットのみと、この2日間は全体的に安定感を感じさせる。

2021年の「パナソニックオープン」で当時史上5人目のアマチュア優勝を遂げた中島は、昨年の同大会前にプロ転向して、プロデビューを果たした。ここまで国内ツアーではプロとして11戦しているが、最高成績は昨年の「HEIWA・PGMチャンピオンシップ」の5位タイ。今季は「プロ初優勝」を一つの目標として開幕を迎えた。

今季はテーラーメイドの最新モデルが好感触。トレーニングにも力を注ぎ、体もひと回り大きくなって、ゴルフの質も成長した。好位置で予選ラウンドを終えると「パー5でも、パー3でもバーディが獲れている。ゴルフに集中できているかなと思います。楽しみな週末ですね」と笑みをこぼす。プロ初優勝に向けて準備は整った。

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