怠惰キャンパー製造機!?一度座ったら立ち上がれない「クレイジークリークの座椅子」
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さまざまなチェアを使ってたどり着いた「ペラペラチェア」
ロースタイル・ハイスタイルをはじめ、キャンプスタイルは年々多様化。チェアも低いものから高いものまで選択肢が増えました。僕自身、いくつかチェアを所有していますが、雨でない限り必ずと言っていいほどチョイスするのが、クレイジークリークのレッグレスチェア「ヘクサライト パワーラウンジャー」です。
ペラペラなため座り心地を疑われることが多いですが、ロッキングチェアのようにゆらゆらと座れる感覚は、一度使えばハマること間違いなし。あまりの快適さに立ち上がれなくなり、圧倒的怠惰キャンパーが誕生します。
「クレイジークリーク」は1987年にアメリカ・モンタナ州で立ち上がったブランドです。バックカントリースキーを愛していた創業者が、雪の上でも腰を下ろせるようにと、脚のないレッグレスチェアの開発に乗り出したことがはじまり。
元アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ氏が使用していたことでも知られるようになり、オリジナリティあるデザインと座り心地で独自のポジションを確立しています。
重さ約600g!UL派にもうれしい軽量コンパクト仕様
「ヘクサライト パワーラウンジャー」の収納時サイズは直径15×53cm。比較対象として約30cmの薪と並べてみました。約600gしかない軽量チェアのため、サイズは違えど、手に持った感覚では薪1本と大差ないことにびっくりしました。
「スリーピングマット」にもなるスグレもの!
このアイテム最大の特徴は、バックルを全て外すことでパタンと広がり、スリーピングマットに早変わりすること。長辺が137cmのため、寝転がった時に足先が出てしまうことになりますが、寝る前にお酒を飲んでおけばさほど気になりません。
食事を終えてくつろいでいるうちに、気がついたらバックルを外して気持ちよく眠り始めてしまうこともしばしば。そんなことができるのも、このチェアの醍醐味です。
座面にはまるでハチの巣のような独自のフォームを採用。厚みこそないものの、この形状によって体圧が分散するため、座り心地・寝心地は良好です。
海辺や細かい砂の多いキャンプ場ではこの網目に砂が入り込んでしまうため、帰宅する前にブンブン振り回して十分に砂抜きをしてから持ち帰っています。
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