堀川未来夢が新宿でトークショー ウェアのこだわりは優勝の光景と「かぶらないこと」!?
13日、ヴィクトリアゴルフ新宿店で堀川未来夢のトークイベントが行われ、雨の中にもかかわらずおよそ50人のファンが集まった。そのイベントのなかで、希望者に自身が着るブリヂストンゴルフのウェアブランド『ULTICORE』(アルティコア)のコーディネートをしたり、ワンポイントレッスンや、サイン会や記念撮影を行い、ファンとの交流を楽しんだ。
堀川が選ぶウェアの色にはいくつか細かい決まりがある。1つは最終日に着るウェアは大会主催者のコーポレートカラーに合わせること。「中日クラウンズだったら青色とか、バンテリン東海クラシックだったら緑色とか、最終日にそれが来るように考えています」。例外は苦手なコース。「予選落ちしそうだなってときは先に着ちゃいますね。(予選ラウンドの)木、金で着て気合いを入れるようにしています(笑)」と明かす。
そして、もう1つは優勝したときのウェアの色がかぶらないこと。「なるべく優勝争いの光景が写真でかぶらないように、パッとウェアを見たときに、青だから日本プロだなとか、赤だったらツアー選手権だなとわかるようにしています」。確かに、ツアー初優勝した19年の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」では赤色、昨年勝った「日本プロゴルフ選手権」では青色のウェアを身にまとっていた。
今週、国内男子ツアーはオープンウィーク。サウナ好きを公言する堀川は、「サウナ旅行に行っていました」と、9、10日の2日間は京都に訪れ『MACHIYA:SAUNA』へ。「古民家みたいな昔のたたずまいのなかで、リノベーションしてサウナを入れて、水風呂も良くてっていういいレビューがあったので。ついでに京都のものを食べようかなって」と、あくまでメインはサウナ。それ以外はおまけでしかない。京都にいた2日間は「もちろん」一切クラブを握っていない。
また、今年は北海道の知床で有名なサウナ施設『北こぶし』にも行った。「日本で唯一、世界遺産を見られるサウナです。飛行機を降りてバスで2時間くらいかかる。窓はガラス張りになっていて、条件が良ければ流氷が見られる。僕が行ったときは見られなかったんですけど、リベンジします」と、サウナへの情熱はツアーで一番かもしれない。コロナ渦にはサウナ好きが高じて、『サウナ・スパ健康アドバイザー』の資格を取得。「何ができるって、サウナについてちょっと語れるくらいです」と笑う。
そして今季、堀川が狙うのは賞金王。ここまで3試合に出場して、5位、45位、5位と、シーズン序盤の「調子自体は悪くない」。昨シーズンはキャリアハイとなる賞金ランキング4位に入っており、今年こそはという気持ちは強い。「この先も大事じゃない試合はない。最後に100万円とか、50万円の差で負けるのは悔しいので、本当に無駄な一打はないという感じ。最終戦までチャンスがあるところにいたい」。
国内男子ツアーは来週の「ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント」から再開され、7連戦となる。堀川の活躍とウェアの色にも注目したい。
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