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日本代表キャプテン遠藤航の去就は、プレミアリーグ移籍かシュツットガルト残留か
写真:遠藤航(AP/アフロ)
ブンデスリーガはドルトムントとバイエルン・ミュンヘンの2チームが熾烈な優勝争いを繰り広げているが、「残留争い」も佳境を迎えている。
日本代表でキャプテンを務めている遠藤航と伊藤洋輝が所属しているシュツットガルトも、残留争いに絡んでいるクラブの1つだ。
シュツットガルトは財政難とされていて、1部残留、降格問わずに選手の放出を検討しているが、遠藤や伊籐も今夏に移籍する可能性が高くなっている。
1部に残れれば遠藤の残留もありえるが、2部降格ならばイングランドへの移籍の可能性もあり
2019-2020シーズンから4シーズンに渡ってシュツットガルトで活躍している遠藤航は、現在クラブでキャプテンを務めるほど存在感を高めている。
しかし、クラブは現在深刻な財政難に陥っている。
降格争い真っ只中ではあるが、降格か残留かに関係なく、選手の放出を検討しているようだ。
現実的には、2部降格となれば財政難はさらに悪化するため、遠藤や伊藤を含めた主力の放出は避けられないだろう。
もしも1部残留となれば、遠藤ら主力の残留の可能性もある程度は出てくる。
ただし、残留できたとしても、高く売れるDFのボルナ・ソサに限っては、放出の可能性はかなり高いだろう。
クラブが2部に降格となれば、遠藤は以前から噂されているイングランドプレミアリーグへの移籍を検討するかもしれない。
プレミアリーグ向きの遠藤、本人も以前から目標としている
カタールW杯前の『ビルト』のインタビューで遠藤は「プレミアリーグでプレーすることが夢」と語っている。
シュツットガルトが財政難に陥っている状況で2部降格となれば、遠藤がシュツットガルトを離れる覚悟を決めるのも必然の流れとなるだろう。
遠藤航は、「デュエル王」と呼ばれるほど対人能力の高い選手だ。
世界一のリーグであるプレミアリーグは、当たりが強いことで有名だが、遠藤であれば対応できるだろう。
むしろプレミアでもそのデュエルの強さをいかんなく発揮し、注目の選手として見られる可能性もある。
日本代表のキャプテンがドイツ2部でプレーするのは、なかなか厳しいと言える。
三笘薫、冨安健洋に次ぐ3人目のプレミア戦士として、活躍できればベストだろう。
果たしてシュツットガルトは残留できるのだろうか。
そして、遠藤の去就の行方はシュツットガルト残留か、プレミアリーグ挑戦か。
日本代表キャプテンの動向に注目しよう。
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