“ダイヤモンドの原石” 都玲華がローアマを獲得「来年はリベンジしたい」
<フジサンケイレディス 最終日◇23日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6457ヤード・パー71>
41回目の「フジサンケイレディス」は4人のアマチュアが出場していたが、唯一予選を通過した徳島県出身の都玲華(みやこ・れいか)が今年のローアマを獲得した。初日「74」の70位タイと出遅れたが、2日目に「69」で巻き返し、難しいセッティングの最終日は4バーディ・3ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーの「75」でトータル5オーバー・36位タイ。3日間を戦い抜いた。
2004年2月生まれの都は、すでにツアーで優勝している川崎春花や尾関彩美悠らと同じ、03年度生まれのいわゆるダイヤモンド世代の一人だ。プロテストに挑戦中の都はいわば“ダイヤモンドの原石”。同世代の活躍は刺激になっている。
「予選を通ってローアマを取るのは一つの目標だった」という都。最終日は「気合いが入りすぎた」と出入りの激しい内容となったが、それでも「攻めた結果」ときっぱり。「すごく勉強になった。自分の成長できたところが見えた3日間だった」と前を見る。
ただ、36位という順位には満足していない。「すごい悔しい結果になってしまった。来年リベンジしたい」。“プロゴルファー・都”として雪辱を果たしたい。(文・内藤哲)
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