ラ・リーガ優勝ほぼ間違いなしも主力大幅入れ替えの可能性があるバルセロナ、メッシの電撃復帰も
写真:バルサのシャビ監督(なかしまだいすけ/アフロ)
10日に行われたラ・リーガ代28節のジローナ戦でメッシ・コールが再びカンプ・ノウが鳴り響いた。
これで2試合連続のコールとなり、バルセロナのサポーターは本気で王の帰還を望んでいるようだ。
バルセロナはメッシの話題以外にも、ガビやブスケツ、ファティといった主力の去就が毎日のように取りざたされている。
バルサはメッシの復帰の可能性以外にも様々な去就に関する問題が発生中
財政難に陥っている現在のバルセロナがメッシを獲得できるとは思えない。
しかし、メッシが大幅な年俸ダウンを受け入れるのであれば、現実味を帯びてくる。
年齢的には35歳と下り坂であるのは間違いないが、今季公式戦19得点18アシストと圧倒的な数字を残しているだけに、復帰となればバルサも戦力UPとなることだろう。
バルセロナには、そんなメッシの復帰の可能性の他にも様々な去就に関する問題が発生している。
クラブの未来を担うスペイン代表のガビには、トップチーム登録の無効問題によりバルサに不信感を抱き、今夏の移籍の可能性が浮上している。
スペイン紙『AS』は、すでにチェルシーがガビの代理人に接触していると報じている。
さらにはシャビ監督が現役の頃からバルセロナの中盤を支えているブスケツも去就が不透明だ。
契約延長オファーは受け取っているものの、ブスケツはこれを保留し続けているのだ。
今季ラ・リーガを優勝してクラブを去るという形を望んでいる可能性もある。
もしもガビとブスケツが同時にバルサを去るようならば、クラブの戦い方も大きく変わってしまうかもしれない。
その他にも、クラブの生え抜きであるファティも放出される可能性があり、ハフィーニャやF・トーレスなども同様に放出の可能性がある。
シャビ・シモンズが復帰する可能性も
メッシ以外は放出の噂ばかりだが、バルセロナの下部組織に所属し大きな話題を集めたこともあるシャビ・シモンズ(PSV)が、バルサに復帰する可能性があるとスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
もしもこの移籍が実現すれば、仮にガビがチェルシーに移籍したとしても、バルサイズムを継続していけることだろう。
また、レアル・ソシエダでキャリア最高の時間を過ごし、ラ・リーガ屈指のタレントとなった日本代表MF久保建英の復帰も可能性は0ではないだろう。
久保もまたバルサの下部組織出身であり、そのバルサイズムを継承していける存在だ。
昨季までライバルであるレアル・マドリードに所属しており、保有権の50%をレアルが握っていることからも、実現する可能性は実際には低いかもしれないが、もし実現すれば多くの日本人ファンが喜ぶはずだ。
はたしてバルセロナは今夏どのような編成を作り上げるのか、注目だ。
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