レアル・ソシエダがダビド・シルバに契約延長打診へ、来季も久保建英とのゴールデンコンビ継続か
写真:ダビド・シルバ(提供:ムツ・カワモリ/アフロ)
スペイン紙『AS』は、レアル・ソシエダが元スペイン代表MFダビド・シルバへの契約延長の準備を進めていると報じた。
37歳のシルバは、今季怪我がありながらも公式戦25試合(リーグ戦19試合)に出場しており、卓越したテクニックでソシエダの中盤を牽引している。
日本代表MFの久保建英と抜群のコンビを形成しているだけに、レアル・ソシエダにとっても、久保自身にとっても朗報だと言えるだろう。
シルバは37歳でいまだラ・リーガでトップクラスの実力を誇る
日本が誇る至宝である久保建英が今季からレアル・ソシエダでプレーすることになったことで、ダビド・シルバを知った人もいるだろう。
サッカーファンの中では、「レジェンド」として知られた存在だったが、全盛期を過ぎ37歳となった現在でもその実力はトップクラスのままだ。
今季も怪我で戦列を離れていた期間はあったが、公式戦25試合に出場している。
久保とのホットラインはソシエダ最大の武器となっていて、ラリーガ4位(第26節時点)の原動力となっている。
年齢的には、今季終了時点で契約満了となっても不思議ではないが、今季の活躍ぶりを考慮すればもう1年の延長打診は妥当な判断だと言えるだろう。
今季ソシエダがラ・リーガで4位以内でフィニッシュすることができれば、来季はCL(チャンピオンズリーグ)に出場できる。
仮に5位でフィニッシュしたとしても、EL(ヨーロッパリーグ)に出場することが可能だ。
メガクラブではないため、戦力がそこまで厚くないソシエダとしては、フルでシーズンを戦う抜くことは難しいとしても、シルバがいることで戦力を低下させずに来季を戦えるはずだ。
久保にとってもポジティブなニュース
同じ左利きであり、背格好もプレースタイルも似ていることから、当初はポジションを争うライバルであると思われていた久保建英とダビド・シルバ。
しかし、シーズンが始まってみれば「共存」「共闘」という形で良い関係を築いている。
21歳の久保にとっては、憧れの存在であることは間違いなく、練習や試合に臨む姿勢、試合中のプレーなど、そのすべてが良いお手本となっている。
もう1年そんなシルバと共にプレーできるということは、久保にとっても最高にポジティブなニュースであると言えるだろう。
まだ契約延長が確定したわけではないが、ぜひソシエダには素晴らしい契約内容を提示してもらいたいものだ。
Follow @ssn_supersports