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吉本ひかるは“200件以上”の優勝祝福メッセージに感激「すごくうれしかった」

2週連続優勝に挑む吉本ひかる(撮影:佐々木啓)

<Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 事前情報◇16日◇鹿児島高牧CC(鹿児島県)◇6419ヤード・パー72>

涙の初優勝から4日が経ち、吉本ひかるは開幕前日のきょう、同い年の新垣比菜と練習ラウンドを行いコースをチェックした。スマホは「200件以上いただいた」という祝福のラインであふれたが、先週自宅に帰る車のなかで、そのすべてに返信した。

「みなさんからお祝いの言葉をいただいて、すごくうれしい気持ちだったんですけど、いまは明日から試合なのでけっこう落ち着いています」。きのうまでは「感覚的に浮ついていた」というが、開幕を直前に控えて「今朝から感覚は戻ってきた」という。

今週の会場では同期たちからの祝福も。同い年で同じ17年プロテスト合格組(89期生)の勝みなみからは『祝勝会しようね』と声をかけられた。同期会を行ったり、コロナ前には一緒によく食事に行っていた仲だ。さらに「同期のグループラインでみんなでお祝いしてくれました」と喜ぶ。89期生には勝のほか、吉本より先に初優勝を挙げた新垣、淺井咲希、小祝さくら、植竹希望などがいる。植竹は吉本が優勝を決めたグリーンで待ち構えて喜びを分かち合った。

2週連続優勝がかかる今大会だが、「優勝したいとかよりは、自分のゴルフをしっかりやりたいと思います。予選は通りたい」と足元がしっかりと見えている。コースについては、「グリーンが締まっていて硬いので、先週とのギャップがけっこうある。風が回る印象があるので、キャディさんと話してしっかりジャッジしていきたい」。気持ちを締めて大会に臨む。(文・下村耕平)

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