セルティック古橋亨梧の獲得レースが過熱、4大リーグ挑戦ラストチャンスで日本のエースになれるか
古橋亨梧(Photo by DeFodi Images/Getty Images)
古橋亨梧にとって年齢的にもラストチャンスともなる4大リーグへの挑戦が実現するかもしれない。
今季セルティックで得点を量産し得点ランキングトップを快走している古橋亨梧に、プレミアリーグのレスターとクリスタルパレスが興味を示していると、イギリスメディア『グラスゴーライブ』が伝えている。
日本代表のエースとなるためにも移籍を実現させたい古橋
カタールW杯ではメンバー落選という苦い経験をした古橋亨梧は、現在キャリア最高の時を過ごしている。
チームは26試合を終えて24勝1分1敗(勝ち点73)と圧倒的な強さで首位を独走している。
そして、古橋自身も19得点で得点ランキングトップを快走しているのだ。(カップ戦を含めると公式戦24得点)
リーグカップでは、すでに宿敵レンジャーズに勝利し優勝を決めている。(古橋はこの試合でも2得点)
まさに圧倒的な結果を残しているわけだが、そうなると当然ながら4大リーグのクラブからも興味を持たれる存在となる。
実際にプレミアリーグのレスターとクリスタルパレスが興味を示しており、夏にでも移籍が実現する可能性は高い。
日本代表に返り咲き、エースの座を奪うためには、やはり4大リーグへ移籍して結果を残す必要があると言えるだろう。
28歳という年齢を考えてみても、最後の挑戦となるはずだ。
他のポジションと違い絶対的な選手がいないCFゆえにチャンスあり
日本代表では、各ポジションで絶対的な選手が存在している。
DFであれば今後は冨安健洋と板倉滉が主力となり、ボランチでは遠藤航と守田英正、田中碧という存在に若き至宝である松木玖生が挑む形となる。
2列目に関してはまさに群雄割拠で、三笘薫を筆頭に久保建英、鎌田大地、堂安律、伊東純也と錚々たる選手が揃っている。
しかし、CFのポジションは、今だ絶対的な選手がいない状態なのだ。
カタールW杯で結果を出した前田大然は、スピードこそ魅力だが、やはりW杯ベスト8を目指すという意味では力不足であり、大迫勇也は年齢的にも厳しいだろう。
上田綺世は、24歳という年齢はもちろん、ベルギーリーグで11得点という結果を出していることから、今後CFの軸となりえる存在と言えるかもしれない。
しかし、実力で言えば古橋も劣っていない。
むしろ「得点を奪う」といった点で考えれば、古橋の方が確実に上だろう。
福田師王という若き才能溢れるストライカーがボルシアMGへ移籍したが、まだ1~2年はA代表には上がってこないと予想できる。
そういった状況ゆえに、古橋亨梧にとってはまだまだ代表のエースになれるチャンスが残されていると言えるだろう。
スコットランドリーグ得点王という「箔」を付け、プレミアリーグに移籍できるか、注目しよう。
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