久保建英のバルセロナ復帰の可能性が意外と「ありえる」理由
写真:バルサのシャビ監督(なかしまだいすけ/アフロ)
スペインメディア『Diario Gol』やスペイン紙『AS』をはじめとする多くのメディアが、バルセロナが久保建英への関心を高めていると報じている。
すでに本格的なオファーの準備をしているという噂もある。
はたして日本が誇る若き至宝は、古巣であるバルセロナに帰還しプレーする可能性があるのだろうか。
久保のバルサ移籍は意外と「ありえる」
バルセロナは、現在多額の負債を抱えており、完全な経営難に陥っている。
今年の夏には、大幅な人員削減をすることが確実視されているため、現実的には違約金が発生し安価では獲得できない久保に正式オファーを出す可能性は低いと言える。
しかし、何が起こるか分からないのがサッカーである。
「久保建英がバルセロナに電撃移籍」
そんなニュースが駆け巡る可能性もゼロではないのだ。
ありえる理由としては、久保がバルセロナのカンテラ出身であり、そのスタイルに完璧に合うということ。
そして、久保を獲得すればアジア市場を開拓し新たなスポンサーを獲得できる(財政状況を好転させることができる)可能性もある。
シャビ監督も久保を「好きな選手」と公言しており、獲得にゴーサインを出しているとも言われている。
違約金の支払いは現在のバルセロナからすると厳しいのは確かだが、上記3つの理由から、「ありえる」と言えるだろう。
もしも久保建英がバルセロナへ移籍したら試合に出れるのか
日本のサッカーファンからすると、久保が再びバルセロナのユニフォームを着てプレーするところを観たいはずだ。
もしも1~2年の間にバルセロナに移籍したとしたならば、久保ははたして試合に出ることができるのだろうか。
バルセロナのフォーメーションは、「4-3-3」であるため、久保は中盤の左右のMFと3トップの左右のポジションで出場できる。
現在所属している選手で言えば、ペドリやガビ、デンベレ、ラフィーニャ、ファティ、ケシー、場合によってはデ・ヨングやF・トーレスなどがライバルとなる。
4つのポジションで出場できるとは言え、かなりライバルは強力となるだけに、簡単にはスタメンを勝ち取ることはできないだろう。
しかし、前述した通りバルセロナは経営難に陥っており、人員削減をする予定だ。
ここで挙げた選手の中の誰かがその対象となれば、久保は出場機会をある程度は確保できるようになるだろう。
はたして久保が再びバルセロナのユニフォームを着てプレーする日が来るのか。
その動向に注目しよう。
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