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【入替戦試合後コメント/長野vsしながわ】PK阻止も、3点差で敗戦の長野「闘いはここから」(柄沢健監督)

2月11日(土)、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1・2 入替戦、ボアルース長野vsしながわシティが行われ、1-4で長野が敗戦した。

2年連続同一カードとなったディビジョン1・2 入替戦。立ち上がりに失点を喫するなど、長野にとっては苦しい試合の入りとなった。それでもGK山口友輔の好セーブもあって最小失点で切り抜けると、第1ピリオド終盤に見せたパワープレーからチャンスを作るなど反撃に出る。しかし第2ピリオド開始早々に再び失点。渡辺大輔のゴールで1点差に詰め寄るが、立て続けに2失点を喫して3点差に広げられた。そこから長い時間パワープレーを仕掛けた長野だったが、しながわのゴールをこじ開けることはできずに試合終了。第2戦では3点差をつけての勝利が最低条件となった。

試合後、柄沢建監督と米村尚也が会見に出席した。

長野の泥臭いフットサルを、明日すべて出し切りたい

柄沢健監督(ボアルース長野)

──試合を振り返って。

2戦含めての第1戦ということをミーティングで伝えて、なおかつ勝ち点、得失点、F1のチームとしてというトータルのなかで第1戦が大事だと伝えて試合に入りました。ただ、勝負するところ、点を取るところ、抑えるところに関しては、今日のしながわさんの方が一歩勝っていた。3点差という大きなビハインドをどうやって取りに行くか。そこしかない。できたこと、できなかったことを冷静になって整備して、明日に備えたいと思います。まだまだ、というよりも戦いはここからだと思っています。長野の泥臭いフットサルを、明日すべて出し切りたいと思っています。

────今日はどんなゲームプランだったか。

レギュラーシーズンの立川、町田戦と原則同じです。第1ピリオドに5ファールがあってPKを止めて、パワープレーの攻撃を少し入れました。田村(佳翔)がもう一歩のところがありましたが決めきれず。逆に1点取られてパワープレーが軸になっていました。第2ピリオドは立て続けに点を取られてしまった。(1点差の)時間が長ければ相手にかかる脅威が少し変わったと思いますが、2点、3点、4点と合間なく取られたのは、集中が足りなかったということ。戦い方としては、取られたら同点、プラスアルファもう1点というのはペスカドーラ町田、立川戦と変わらなかったです。軸となったのはパワープレーと守備のところでした。

──メンバーが均等に出ていたが、明日を見据えてなのか。

点を取られて、ゴールを奪わなければいけない。そこはプラン通り、明日を見据えてもありますけど、今日は得失点を縮めるところでした。

──しながわのイメージは?

チアゴ選手の1対1のところの脅威。そこが去年とは一つ違うと思いました。ただ、我々もF1で22試合戦っているので、もう一度整理して落ち着きたいです。

──パワープレーの位置付け、狙いは?

3点差の中で長い時間パワープレーをやりましたが、返されることはなかったです。しながわがどういう守備をするかに着いては、山蔦コーチ、山元コーチ、米村(尚也)の分析を信頼しています。第1ピリオドのところでどういう点差になっているかがポイント。冷静に分析して臨みたいです。

奇しくも去年と同じ3点差をひっくり返さないといけない

米村尚也(ボアルース長野)

──明日への意気込みを。

今日に関しては、立ち上がりのところで自分たちの有利な展開をなかなか作れず失点を重ねてしまい、本当に自分たちらしくない試合をしてしまった。奇しくも去年と同じ3点差をひっくり返さないといけない状況に陥った。自分たちの責任なので監督が言ったように明日のキックオフまでにどうすれば残留できるかを考えて、準備は始まっているので、気持ちを切り替えてやっていきたいです。

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