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脇元華が二年越しで取り組む“地面反力”&“コンパクト”  今年の目標は「リコーカップ出場」

脇元華は地元の宮崎で開幕に備える(撮影:福田文平)

昨シーズンはメルセデス・ランキング74位と成績が振るわなかった脇元華。現在、地元の宮崎県で精力的に練習を行っている。QTランキング11位で迎える新シーズンに向けて、確かな手ごたえをつかんでいるようだ。

19年に初シードを獲得した脇元だが、ここ2シーズンはメルセデス・ランキング50位以内のシードに届いていない。「パットがすごく悪かったんです。以前はパットが好きで、得意クラブだったのですが、イップス気味になって……。昨年になってから徐々に良くなり持ち直しました。昨年はステップ・アップ・ツアーで勝ててよかったのですが、レギュラーでしっかり成績を残したかったのが本音ですかね」。
 
それでも各番手の飛距離がアップしたことに手ごたえを感じている。ドライバーは230ヤードから250ヤードに、7番アイアンは140ヤードから150ヤードへと、およそ1番手の飛距離アップを遂げた。
 
「飛距離アップできたことで、マネジメントする上で有利になったと思います。もともとアイアンは球が高いほうなので、硬いグリーンでも止まりやすくなりました。グリーンから転がって落ちる確率は低い。だから、パーオン率がもっと上がったら、スコアを落とすことはないですし、パーオン率が一番の課題だと思います」
 
この2年間、脇元はスイング改造に取り組んでいるが、主な変更点は2つある。1つは男子プロが行うように、ダウンスイングでしゃがみこみ、インパクトに向かって両足を積極的に伸ばしていく“地面反力”を生かして打つ動き。もう1つはコンパクトなトップから振り抜くことだ。
 
「地面反力を使う意識は2年前からやっていますが、これでボールに圧力をかけられるようになりました。だから飛距離も全般的にアップさせることができたと思います。以前は全然飛ばなかったので、スコアメイクが楽になりましたね。それと、いまコーチをしていただいている吉田直樹さんと相談して、トップは右腰くらいに上げて切り返すように改造。そうすることで、トップがコンパクトになって下半身を使って打てますので、ショットの精度も良くなりました」
 
昨年12月のQTファイナルステージで11位に入ったことで、今季前半戦の出場権を獲得。「今年はいい成績を残して、キャリアハイの年にしたいです。リランキングで順位を上げたいとかは全然考えていません」。脇元のシーズン最高成績は19年のメルセデス・ランキング49位。シード獲得が最低条件で、「リコーカップに出場するのが目標」だと語る。
 
宮崎で行われるシーズン最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」はその年に活躍した選手だけしか出られないエリートフィールド。笑顔で地元開催のメジャーに戻ってきたい。

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