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プレミア2週連続ベスト11の三笘薫はソン・フンミンからアジアナンバーワンを奪えるのか

写真:三笘薫(提供:REX/アフロ)
1月24日、プレミアリーグが第21節のベスト11を発表し、ブライトンに所属する日本代表の三笘薫が選出された。

三笘はこれで2週連続のベスト11選出となった。

デ・ブライネやブカヨ・サカ、アーリング・ハーランドといった名だたるトップ選手と肩を並べる活躍を披露し続ける三笘には、「ソン・フンミンに代わってアジアナンバーワンになれるのでは?」と期待される声も大きくなってきている。

三笘はレスター戦のスーパーゴールでプレミアリーグをざわつかせる

2週連続プレミアリーグベスト11は当然の結果だった。

三笘は第21節のレスター戦で、年間ベストゴール候補となるであろうスーパーゴールを決めたからだ。

前半27分、中盤でマクアリスター、エストゥピニャンと繋ぎ、左サイドの三笘にボールが渡る。

対峙するDFと1対1の形となり、三笘にとっては最高の形となった。

エストゥピニャンがインナーラップをしていたこともあり、縦を選択するかカットインか難しい判断だったが、三笘が選択したのはカットインだった。

縦へのフェイントをあまりかけずにカットインをしたが、真横というよりも若干右後ろに下がりながらトップスピードでカットインしたため、対峙したカスターニュもマークにつききれなかった。

右足から放たれたシュートは、美しい軌道でゴール右上に吸い込まれた。

縦への突破にカットインという武器を手に入れた三笘は、すでにワールドクラスの領域に足を踏み入れていると言っても過言ではないだろう。

三笘は今季不調のソン・フンミンからアジアナンバーワンを奪えるのか

2023年現在、「アジアナンバーワン選手は誰?」と聞かれてならば、ほとんどの人が「ソン・フンミン」と答えるだろう。

長らく欧州で活躍しており、昨季はアジア人として初となる得点王も獲得した、

しかし、今季は急激に調子を崩している。

奇しくも第21節終了時点でソンも三笘も4得点で並んでいるが、「平均得点率」では圧倒的に三笘が上回っているのだ。

シーズン序盤はトロサールの控えだった三笘は、これまで748分しか出場していないにもかかわらず、4得点を挙げている。

これに対してソン・フンミンは、三笘の倍以上となる1561分に出場して4得点となっている。

さらに、三笘はアシストやチャンスメークといった部分も優れているため、試合への影響力といった面でも、ソンを圧倒していると言える。

現時点では「アジアナンバーワンの座を奪った」とは断言できないが、三笘がこの調子を今季終了まで維持することができたならば、そういった声が必然的に多くなることだろう。

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