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賞金王・比嘉一貴の最終18番はダブルボギー「気持ち良く終わりたいと欲張りすぎましたね(笑)」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 谷原秀人 -12 2 岩田寛 -11 出水田大二郎
-11 C・キム -11 5 石川遼
-10 小平智 -10 7 星野陸也
-9 8 B・ケネディ -8 稲森佑貴
-8 桂川有人 -8 順位の続きを見る
身長158cmの新賞金王 来季の活躍にも期待だ(撮影:米山聡明)
<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇4日◇東京よみうりCC(東京都)◇7023ヤード・パー70>
前週の「カシオワールドオープン」で今季の賞金王を決めていた比嘉一貴。優勝すれば獲得賞金2億円突破もかかっていたが、トータル2アンダー・20位タイで最終戦を終えた。
そんな比嘉の最後のホールはダブルボギー。距離が長く傾斜が強いグリーンが特徴で最難関の18番パー3のティショットでグリーンを外したが、「ティショットも良かったし、アプローチもここまで来たら気持ち良く入れて終わりたい」と狙いにいって、ピン上につけた。上からは祈らないと入らないほどの傾斜。結局、3パットのダブルボギーフィニッシュに「欲張りすぎましたね」と苦笑いを浮かべた。「ダブルボギー打ったのに、自分のなかでミスショット1つなかったっていう部分では、こういう終わり方も僕らしいのかなって」と振り返る。
それでもシーズン4勝を挙げて、圧倒的な強さを見せた今シーズンは「やりきったな」とひと言。「毎年自分のなかでゴルフも成長しているし、準備だったりいろいろ勉強して自分に合う物を見つけて、毎年毎年手応えよくシーズンを送っている。特に気持ちの面だったり臨み方だったりは特に変えてないので、年々レベルアップしている成果」と淡々と語った。
それでも、課題について聞かれると「いっぱいあります」と即答。「ぜんぜん下手だし、いいときとそうでないときの差がすごく激しいので、あんまりスコアに影響されないようなプレースタイルをもっと、その部分が課題かなと思います」とさらなる成長を誓う。謙虚な賞金王は、また来年も強い姿をみせてくれそうだ。(文・下村耕平)
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