イレギュラーも難なく対処 勝みなみは“心の余裕”で出場権圏内をキープ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 R・へラン -25 2 A・クラウター -23 I・ガブサ -23 4 P・マック -22 V・プラタ -22 6 K・パーク -21 L・ハートレッジ -21 8 I・ラクラレック -20 B・ターディー -20 10 C・ワンナーセン -19 順位の続きを見る
勝みなみは出場権獲得まであと一歩(撮影:ALBA)
<LPGA Qシリーズ(後半) 3日目◇10日◇RTJゴルフ・トレイル・アット・ハイランド・オークス(米アラバマ州)>
2日目に8バーディを奪って出場権圏内となる12位タイに浮上した勝みなみ。20位以内のゴールに向けて大事な3日目も4バーディ・1ボギーの「69」にまとめて、トータル18アンダーの11位タイに浮上。いよいよ夢の舞台が見えてきた。
この日も2番で2打目をピンに絡めてバーディを先行させた勝は、3番でも2メートルを沈めて連続バーディを奪取。その後はチャンスを決め切れず足踏みが続いたが、バーディとボギーを1つずつ重ねて迎えた最終18番。残り117ヤードからピッチングウェッジで放った2打目は「ミスショットでした」と右手を離したが、ピン奥に着弾すると傾斜で戻って手前3メートルにピタリ。これを沈めて最終日につながるバーディで締めた。
人生を左右する戦いでも“余裕”を持ってできている。この日も朝からコースは霧に覆われて30分遅れに。そのあいだ、車でゆっくり過ごして時間を調整した。「プレーする前の下準備はゆっくりできました。心の余裕はどんなときでも大事だと思う」。日本と変えることなく、落ち着いてイレギュラーな状況にも対応した。その成果がスタート直後の連続バーディだ。
来季前半の出場権をある程度獲得できる20位以内に十分に入れる位置で迎える最終日。「順調にスコアは伸ばせている。目の前の一打に集中して、あしたも少しでも伸ばせるように頑張りたい。そしていいものを吸収して、レベルアップをしたいですね」。最後の18ホールも余裕を持ったメンタルで挑む。(文・秋田義和)
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