ジャックバニーのイベントに登場した大里桃子（撮影：ALBA）
11日、東京都・新宿高島屋でツアー通算2勝の大里桃子がファンとの触れあいを楽しんだ。百貨店としては関東地区最大級の面積を誇る新宿高島屋ゴルフ・メゾンの『ジャックバニー』売り場で、プレミアサイン会と写真撮影会を行った。
同店舗で買い物をした来店客の中でもほんの一部限定でのイベントだったが、熱心なファンが詰めかけ、大里とのひとときを楽しんだ。中学生の女子や常にツアー現場でも応援に駆けつけるファンらにサインをし、ひとグループ15分というなかで、時にはプチレッスンも行うなど有意義な時間を過ごした。
「幅広い年齢層の方がいらっしゃっていただいて、このジャックのウェアが幅広い人に来てもらえているんだなと思ってうれしかったです」と2時間のイベントを振り返った。ジャックバニーとは今夏、自身が寅年という縁もあってコラボアイテムを販売するなど愛着のあるブランド。中にはその場で大里の着用するウェアと同じパーカをさらにお買い上げするファンもいるなど、広告塔としても一役買った。
2018年の「CAT Ladies」で初優勝を挙げると、昨年は大躍進を果たした。5月には優勝1回に2位が4回。20-21年シーズンは賞金ランキングも12位と飛躍したが、今季はトップ10が4回のみで優勝に手が届かなかった。「去年が100点なら、今年は50点。12月31日をもって今年は終わり。来年はいい1年にできるようにしたい」と、今年の悔しさを晴らすべく忙しいオフを過ごすことになる。
12月いっぱいは契約先やスポンサーの仕事などをこなし、年明けから本格始動の予定。「遊びにも行きたいんですけど」と予定は立てているものの、「もしかしたらダメかも（笑）」と師走で飛び回っていることもあって、プライベートな時間はもしかしたらないかもしれない。そんななかで、この日のファンとの触れあいは冬の活力になるはずだ。
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