「カタールW杯」運命のスペイン戦でプレーさせたい「4年後」のW杯に出場濃厚な4人の日本代表選手
写真:久保建英(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
コスタリカ戦の「世紀の大凡戦」から丸一日が経過し、まだ衝撃の敗戦の混乱が収束しきっていない状況だが、スペイン戦はすぐにやってくる。(日本時間12月2日AM4:00)
スペイン戦に勝利すれば自力でのグループステージ突破が決まる一戦となるだけに、どのようなフォーメーションと選手で臨むのか大きな注目が集まる。
結果にこだわるべき試合ではあるが、本気のスペイン代表と戦える滅多にないチャンスでもあるため、「4年後のW杯」にも出場濃厚な選手にはぜひプレーしてもらいたいものだ。
4年後のW杯も日本代表でプレーできる可能性が高い選手
現在の日本代表の選手たちの中には、吉田麻也や長友佑都、酒井宏樹、川島永嗣、柴崎岳など、年齢的に4年後のW杯が難しい選手がいる。
一方で、4年後のW杯も身体的な衰えがなく世界と戦っていける選手も多い。
三苫薫(25歳)
久保建英(21歳)
堂安律(24歳)
板倉滉(25歳)
冨安健洋(24歳)
鎌田大地(26歳)
守田英正(27歳)
田中碧(24歳)
南野拓実(27歳)
上田綺世(24歳)
前田大然(25歳)
次期キャプテンの声もある遠藤航は、現在29歳であり、4年後は33歳と微妙な年齢だが、日本のボランチの層を考えると、しばらくはスタメンとしてプレーするはずだ。
おそらくカタールW杯後の新生日本代表は、彼らが中心となっていくだろう。
彼らは現段階でも日本代表の中核を担う選手であるがゆえに、本気で勝ちに来るスペイン戦を経験させておきたいところだ。
スペインとの試合を絶対に経験させておくべき4選手
前述した遠藤航を含めた12選手は、4年後を考えればスペイン戦を経験させておきたいところだが、その中でも「絶対に経験させておくべき選手」が何人か存在する。
・三苫薫
日本サッカー史上最高のドリブラーであり、今季初チャレンジとなるプレミアリーグでも世界最高峰のDFたちを何度もドリブルで抜き去っている。
カタールW杯後、数年間のうちにさらなるビッグクラブに移籍する可能性を秘めているため、このタイミングで本気のスペインとの戦いを経験させたいところだ。
・久保建英
今大会の日本代表メンバーの中で最年少でありながらも、唯一ラ・リーガでプレーしている選手が久保だ。
レアル・ソシエダという強豪クラブでスタメンとして出場しており、21歳で本気のスペインとの試合が経験できれば、必ず今後のキャリアのポジティブな影響をもたらすはずだ。
・板倉滉
今大会は膝の靭帯断裂から奇跡の復活を果たし、大活躍を見せている板倉。
カタールW杯後のDFリーダーとなることは確実であるため、スペインとの試合を経験しておくのはマストであると言えるだろう。
・冨安健洋
太ももを痛めここまでドイツ戦の後半のみの出場となっているが、怪我さえなければ日本サッカー史上最高のDFであるのは間違いないため、本気のスペインとの戦いを経験させておきたいところだ。
怪我の状況的にフル出場は不可能である可能性が高いため、ドイツ戦と同じように45分間のみの出場できればOKだろう。
スペイン戦は「勝利できるか」が最も注目すべきポイントだが、ぜひ4人の出場があるかどうかも注目しよう。
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