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会心リカバリーに「ドヤ顔(笑)」 渋野日向子が宮崎で見せた“米国での成長” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 山下美夢有 -6 2 藤田さいき -5 菊地絵理香 -5 渡邉彩香
-5 セキ・ユウティン -5 イ・ミニョン -5 7 申ジエ -4 三ヶ島かな
-4 稲見萌寧
-4 10 上田桃子
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コーライ芝も攻略 渋野日向子、好発進の裏にあった米国での経験(撮影:佐々木啓)
<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 初日◇24日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6487ヤード・パー72>
2019年が2位タイ、20年が3位タイ。過去2度出場し、そのたびに活躍する姿を見せてきたコースで、今年も渋野日向子が好相性ぶりを印象づけた。今季から主戦場にする米国ツアーでの経験も生きる初日の18ホールになった。
“ヒョウ柄”の原さんと楽しそうにプレーするシブコさん【ライブフォト】
前半は歯がゆさを感じる時間が過ぎていった。ティショットをピン右2メートルにつけた5番パー3や、2打目が上りの右手前3メートルと絶好の位置についた7番パー4では、ともに決めきれずにパー。「あそこ(5番)で入れば、もう少し早くギアが上がった。それを決め切れないとか、7番でショートしたり…」。そうこうしているうちに、最初に来たのは8番パー3でのボギー。「ショックはあった」。悪い流れになってもおかしくない展開だった。
ただそのなかで、崩さずに歩みを進めることができた。その要因のひとつにパターが挙げられる。ツアーでも数少ないコーライ芝のグリーンは、渋野自身も「クセが強い」と感じる部分。前述したようにチャンスを潰した場面も確かにあったが、タッチを合わせたいロングパットなどでは安定感を発揮するシーンが多く見受けられた。ストレスなくパーパットを打てる位置まで寄せて、それをミスなくきっちり決める。こうしてプレーにリズムを生み出す。
“急きょ参戦”となった今週はハウスキャディとタッグを組むが、それもこの安定感につながった理由のひとつ。「見た目では判断できない目もある。最終確認のために聞いて打つという感じでやっていた。ロングパットのタッチも合ったし、すごく参考になりました」。『最後は切れないよ』など、ラインを明確に教えてくれる心強い存在が隣にいるのは大きい。
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