優勝の好機を逃した6月は後半に息切れ 初V目指す佐藤大平がバックナインで伸ばせた“経験” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 比嘉一貴 -14 2 大槻智春 -12 佐藤大平 -12 M・ペレイラ -12 5 清水大成 -10 6 小平智 -9 キム・ジュヒョン -9 桂川有人 -9 9 堀川未来夢 -8 星野陸也 -8 順位の続きを見る
雨中のラウンドも集中力を保った佐藤大平(撮影:米山聡明)
<ダンロップフェニックス 3日目◇19日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>
同じ轍は踏まない。プロ8年目でツアー未勝利の佐藤大平に6月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」以来となる、初優勝のチャンスが訪れた。6月は1打差2位タイから出たが最終日に伸ばせず8位で終戦。今週は首位と2打差2位タイ。6月の経験を活かして頂点を狙う。
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昨秋から続いたパットの“病”から脱したのは2試合前。不安のなくなった佐藤は初日「65」の首位タイで滑り出すと、2日目も「68」をマークして首位タイを堅守。是が非でも初優勝が欲しいところだが2日間続けて「優勝は意識しない」と話した。
6月の試合のことが思い出される。初日、2日目と単独首位を守り、3日目に1打差の2位タイと好位置につけたが、最終的に8位で終わった。「初日終わってから『優勝したい』という気持ちが出てしまって、2日目からすごく気持ちを作っていったのですが、それがバックナインで疲れというか、空回りしつつあったので…。それも経験だなと」。3日目は前半3つ伸ばすも、後半9ホールはダボ、ボギーを叩いてイーブンパー。最終日も前半は3つ伸ばすが、後半は2ボギーと逆に2つ落とした。ゲームに大切な後半に、スコアとともに順位も落としていた。
優勝を意識しないで臨んだこの日は、7番パー5で3打目を50センチに寄せてバーディ先行。続く8番パー4は4メートルのバーディパットを沈めてこぶしを握る。9番パー4はティショットを左に曲げると木の根元に止まり、横のフェアウェイに出すだけのトラブルになったがきっちりボギーで抑えると、続く10番もティショットを林に入れて連続ボギー。
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