2オン可能な7番パー5のティショットは3W 石川遼が見せた“4”を取るマネジメント | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 大槻智春 -9 佐藤大平 -9 3 比嘉一貴 -8 キム・ジュヒョン -8 M・ペレイラ -8 6 竹谷佳孝 -6 永野竜太郎 -6 小平智 -6 木下稜介 -6 堀川未来夢 -6 順位の続きを見る
同伴競技者も驚き 石川遼の徹底マネジメントが光った(撮影:米山聡明)
<ダンロップフェニックス 2日目◇18日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>
2週連続優勝のかかる石川遼は初日「72」の62位タイと出遅れたが、この日は4バーディ・1ボギーの「68」をマーク。トータル2アンダー・31位タイで決勝ラウンドにコマを進めた。
「予選通過が今日の最初にクリアすべきライン」と考えてスタートした。「バーディを取れるホールでなるべく多くのチャンスをつくり、難しいホールはパーで行けるような内容」を目指した。思惑通り、前半4番パー5はガードバンカーからの3打目を2メートルに寄せてバーディ先行とすると、7番パー5では3打目を1メートルにつけ、8番パー4では3.5メートルを流し込んで連続バーディ。9番では3パットのボギーとしたが、18番パー5も3メートルを沈めてバーディ締め。「ほぼほぼプラン通りに行けたかなという気がします」と振り返った。
特にフォローの風が吹いて2オン可能な7番パー5では、“4”を取るプランを徹底した。狭いフェアウェイの両サイドには、アゴの高いフェアウェイバンカーが配置されている。バンカーにつかまると2打目で遠くまで飛ばすのが難しく、グリーンを狙う3打目の距離が長くなるので避けたいハザードである。
ティイングエリアに上がった石川は3番ウッドを手にした。これには同組の中島啓太が二度見したほど。「7番は獲りたいホールですけど、『3』っていうのは正直考えていなくて。ドライバーだとティショットがイチかバチかになるので」と話す。
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