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ダボからのナイスカムバック 有村智恵は逆転シードに一歩前進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岩井明愛 -7 2 全美貞 -6 野澤真央 -6 田辺ひかり -6 5 穴井詩 -5 鈴木愛 -5 川岸史果 -5 大出瑞月 -5 9 藤田さいき -4 福田真未 -4 順位の続きを見る

有村智恵、同組の藤田さいき(手前)との切磋琢磨で順調な滑り出し

有村智恵、同組の藤田さいき(手前)との切磋琢磨で順調な滑り出し(撮影:鈴木祥)

大王製紙エリエールレディス 初日◇17日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

逆転シードへ、望みが見えた初日となった。有村智恵はダブルボギーを叩きながらも4つのバーディを奪って2アンダーの27位タイ。メルセデス・ランキング56位から50位圏内を目指すうえでは単独7位以上が最低条件だが、まずは足がかりを作った。

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ナイスカムバックを見せた。インから出た序盤はパーを並べる展開が続いたが、最初に来たのは16番のダブルボギー。来季の職場がかかるしびれる戦いで、心が折れてもおかしくなかった。だが、すぐさま17番パー5で3打目をピンに絡めてバウンスバックを決めると、ティショットを曲げた18番も寄せワンでしっかりとセーブ。すると後半に2番、4番、6番とバーディを奪いボギーはなし。悪い流れをすぐさま断ち切って首位と5打差につけた。

一日を振り返り、「ショットの調子が本当に悪かった」と苦しむなかでも「パッティングの調子は良かった。ショットがどうにかなれば、と思って回っていた」とカバー。「なので16番のあとも切り替えてできました。ショットのミスもしっかりとパーセーブできていた。パッティングが安心感を持って打てているから、精神的にはやれていましたね」と好スコアの要因を挙げる。

同伴競技者にも恵まれた。岩井明愛は8バーディを奪う猛チャージで単独首位発進、藤田さいきもボギーフリーにまとめて4アンダー。「明愛ちゃんはめっちゃいいプレーしていた。みんな、なかなかボギーを打たない。引っ張ってもらいましたね」と切磋琢磨。取材中に藤田が寄ってきたことを察してか「藤田さんはいつも通りだったと思うけど(笑)」と冗談を言える雰囲気も、順調な滑り出しを後押しした。

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