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ノーマンの役目は終わった? LIVゴルフCEO交替の可能性が浮上 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ノーマンは多くのトップ選手のLIV勧誘に成功した(撮影:GettyImages)

今年6月にロンドンで開幕し、7試合のレギュラーシーズンと最終戦のチーム選手権、計8大会が開催されたサウジアラビアが巨額のマネーでバックアップする“LIVゴルフ”。世界ランキングポイントが獲得できないことやTV放映が決まらないなど、いくつも問題を抱えながらも“大成功”にその初年度を終えたと考えられている。

LIVでは賞金だけで52億円超を稼ぐ選手も…【写真】

そのLIVゴルフのCEOを務め、ダスティン・ジョンソン(米国)やキャメロン・スミス(オーストラリア)、ブルックス・ケプカ(米国)など多くのトッププレーヤーをLIVに集め、ここまで引っ張って来たのは元世界ランキング1位のグレッグ・ノーマン(オーストラリア)。しかし新シーズンはノーマンに替わって、新しいCEOを迎えるとの噂が流れている。英テレグラフ紙が伝え、複数の米メディアが追随した。

渦中の人となっているのはテーラーメイド社のCEOを務めたマーク・キング氏(米国)で、その姿はたびたびLIVゴルフの会場で確認され、LIVゴルフに巨額の投資をするサウジの政府系ファンド、PIFの代表を務めるヤシル・アルルマヤン氏と面会をしているという。

キング氏は辣腕ビジネスマンとして知られる。34年在籍したテーラーメイド社ではセールスレップから社長へと登り詰めた“叩き上げ”。社長とCEOを務めた1999〜2002年で売り上げは3億ドル(約420億円)から18.5億ドル(約2630億円)へ急成長へと導いた。2014〜18年は北米アディダス社で代表を務め、わずか4年足らずで市場シェアを2倍、売り上げは4倍に伸ばしたという。

現在は大手ファーストフードチェーンの「タコベル」のCEOを務める60歳は、ウィスコンシン大学でカレッジゴルファーとして活躍。現在もスクラッチプレーヤーの腕前だから、ゴルフ界への復帰に不思議はないと伝えられる。また、キング氏は新しい製品が開発されると、発表の舞台に立つなど目立つ行動でも知られる。

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