カタールW杯に臨むブラジル代表メンバーが発表、超強力なFW陣で6度目の優勝を目指す
写真:Aurelien Meunier – PSG
11月7日、ブラジルサッカー協会はカタールW杯に向けたブラジル代表メンバーを発表した。
チームの顔であるパリ・サンジェルマンのネイマールをはじめ、レアル・マドリードのヴィニシウスやロドリゴ、アーセナルのジェズス、バルセロナのラフィーニャなど、超強力なFWたちが選出された。
世界ナンバーワンとも言える攻撃陣で、最多更新となる6度目のW杯優勝を目指すことになる。
誰が先発?あまりにも豪華なブラジル攻撃陣
ブラジル代表は、「4-2-3-1」のフォーメーションが基本となるため、攻撃には4人配置できることになる。
例えば、ワントップにジェズス、トップ下にネイマール、右にヴィニシウス、左にラフィーニャといった陣容になる可能性もある。
この4人の他にも、ロドリゴやマンチェスター・ユナイテッドのアントニー、トッテナムのリシャルリソン、アーセナルのマルティネリらがいるわけなので、疲れの見えたメンバーを彼らに変えて試合終盤まで超強力な攻撃を続けることが可能となる。
どの選手も他の国ならばエースとして活躍できる実力を持っている。
このブラジル相手に90分間0点に抑えられる国など存在するのだろうか?
しかし、世界で唯一W杯のすべての大会に参加しているブラジルは、2002年の日韓W杯で優勝して以来、決勝まで辿り着いていない。
そういった意味でも、今大会は死に物狂いで6度目の優勝を目指してくるだろう。
6月6日に行われた日本代表との試合では1得点のみとなったが、その他の直近の親善試合では韓国に5得点、ガーナに3得点、チュニジアに5得点と圧倒的な得点力を見せている。
(ちなみにW杯の南米予選の最後の3試合はいずれも4得点)
W杯で、世界各国の強豪に複数得点する姿が容易に想像できるメンバーだと言えるだろう。
ブラジルはその他のポジションもワールドクラス
ブラジルは、どうしても豪華な攻撃陣に注目が集まりがちだが、それ以外のポジションにもワールドクラスの選手が選出されている。
マンチェスター・ユナイテッドのカゼミロをはじめ、同じくマンUのフレッジやリヴァプールのファビーニョ、ユベントスのダニーロ、チェルシーのチアゴ・シウバ、レアル・マドリードのミリトン、パリ・サンジェルマンのマルキーニョスなど、名だたる選手たちが顔を揃えている。
まったく穴がないと言っても過言ではないだろう。
その他のメンバーは以下の通り。
アリソン・ベッカー、エデルソン、ウェヴェルトン、ダニエウ・アウベス、マルキーニョス、アレックス・サンドロ、グレイソン・ブレーメル、アレックス・テレス、エヴェルトン・リベイロ、ルーカス・パケタ、ブルーノ・ギマランイス、ロドリゴ・ゴエス、ペドロ
はたしてこの最強メンバーで一気にW杯の頂点へと駆け上がるのか、それともメッシ率いるアルゼンチンやテクニックのスペイン、エムバペのいる前回大会王者のフランス、強豪ドイツなどがそれを阻むのか。
いよいよ世界最大のスポーツイベント、W杯がやって来る。
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