世界ランキング以外の魅力を示してくれた大会【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 S・パワー -19 2 T・デトリー -18 3 P・ロジャース -17 Y・チュンアン -17 B・グリフィン -17 6 D・マッカーシー -16 A・バデリー -16 8 J・ローワー -15 M・マクグリービー -15 10 H・エンディコット -14 順位の続きを見る
シーマス・パワーが示した大会のおもしろさ(撮影:GettyImages)
バターフィールド・バミューダ選手権の出場選手の中で、「世界ランキングが最も上位は誰か?」と問われて、ずばり正解を言い当てることができた人は、きっと多くはなかったことだろう。
答えは、シーマス・パワー。2021年のバーバゾル選手権で初優勝を挙げたアイルランド出身の35歳だが、彼は世界ランキング48位で今大会にやってきた。
その48位が「最上位」の今大会は、世界ランキング的に見れば、フィールドが「悪い」、「弱い」ということになる。
だが、世界ランキング上位選手が多数出場することだけが大会としての良し悪しを決めるわけではない。
どんな歴史があるか、どんな背景があるか、どんな特徴があり、どんな選手たちが挑み、どんな想いでプレーしているか。そうしたことのすべてが重なり合って自ずと醸し出す雰囲気こそが、その大会の良さとなって、人々の心に届くのだと私は思う。
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