【アジアカップ|前日取材】「アジアの中では最も早く世代交代に舵を切った国」。木暮賢一郎監督が準決勝で対戦するウズベキスタンの完成度を警戒。
ベスト4に進出し、アジア王座奪還まであと2勝となった日本は、ウズベキスタンと対戦する。
対戦相手について木暮監督は、「アジアの中では最も早く世代交代に舵を切った」と印象を口にする。中1日間隔で行われているこの大会は、ここまでですでに4試合が終了。疲労がかなり蓄積されているなか、チームとしての完成度の高い相手との試合へどう立ち向かっていこうと考えているのか。
チャンピオンになる権利を勝ち取りたい
──今日のトレーニングではウズベキスタン戦に向けた対策をしていたように見えましたが。
特に難しいことをやっているわけではありません。自分たちのコンセプトの中で、噛み合わせの良いものを選んで話をしています。幕張でのトレーニングキャンプでも、そういった落とし込みをしていますし、試合をしていくなかで自分たちの課題と、次の対戦相手に何が有効なものかというのを、情報過多にならないぐらいの、適切な情報量で選手に落とし込むことをやっています。
代表チームは活動期間が短いですが、すぐに実践できるのは、選手たちのベースが上がっているからです。日本フットサルは育成年代や指導者養成に力を入れていますが、その効果があるのは間違いありません。
──他のチームは明日の準決勝のキックオフ時間に合わせてトレーニングをする予定ですが、日本は午前中と早い時間に行っています。
練習会場までの移動が短いこと、回復時間が長くとれることを優先しました。明日のキックオフは17時(日本時間23時)ですけども、我々は昨日の準々決勝が14時だったので、明日の試合時間に合わせるというよりは、早い段階でリカバリーをしようと。
準々決勝の終了から数えれば48時間以上、今日のリカバリーの後も24時間以上空いているということで、食事も適切な時間にとって、しっかりと回復してもらうようにしています。どうしても、試合時間に合わせると食事をとるタイミングが難しくなってしまいます。そうではなくて、正常なタイムスケジュールで過ごしながら回復の時間に充てるようにとプランニングしてのものです。
──準決勝の対戦相手、ウズベキスタンにはどのような印象を持っていますか。
アジアの中では最も早く世代交代に舵を切ったのがウズベキスタンだと思います。昨年のリトアニアワールドカップの段階で、すでに今のチームがベースとなっていて、今の監督が率いていました。W杯に出場したイラン、タイ、ベトナム、そして我々も含めて、大会後に監督が替わったり、新しい選手が入って、次のフェーズになっています。そういう面ではウズベキスタンの完成度が高いのは事実だと思います。
──ウズベキスタンに勝てば決勝進出となります。
ずっと選手に伝えていますけど、アジアカップというのは常にタイトルを課せられた大会であると。もちろんアジア各国のレベルは上がっていますが、アジアカップの歴史においてタイトルをとったことがあるのはイランと日本だけです。そうしたものは選手や監督が替わっても受け継がれていくべきものだと思っています。もちろん、簡単ではありませんが、明日の準決勝を制して、チャンピオンになる権利を勝ち取りたいです。
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