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LIVで1年8カ月ぶり勝利のB・ケプカ 苦しかった胸中を吐露「ゴルフキャリアは終わったかと思った」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ケプカ(写真中央)はチームでよろこびを分かち合った(撮影:GettyImages)

LIVゴルフのレギュラーシーズン最終戦、サウジアラビアでの大会はブルックス・ケプカピーター・ユーライン(ともに米国)をプレーオフ3ホール目で下し、初のLIVゴルフ勝利を挙げた。元世界ランキング1位のケプカの勝利は2021年2月、PGAツアーの「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」以来、実に1年8カ月ぶり。膝の故障に悩まされてきたケプカが、勝利のあとにその苦しかった胸中を明かした。

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「一瞬、自分のゴルフキャリアはもう終わったかと思った」。スイングコーチを務めるクラウド・ハーモン氏にも「これからプレーできるかどうか、分からない」と言っていたという。「だからこうしてプレーにカムバックして、勝てたことは本当にうれしい」と満面の笑みをみせた。

ケプカの膝の痛みは19年8月に始まった。幹細胞治療を受けて左膝の前面の痛みは緩和されたが、同年9月、韓国で開催された「ザ・CJカップ」で足を滑らせたことが原因で痛みが悪化。3カ月間戦線離脱をすることになり、膝の痛みは左臀部への痛みへとさらに悪化した。

21年にはWMフェニックスオープンで勝利をした直後に、右膝を脱臼して骨が粉砕。手術を受けてツアーを戦っていた。

「この2年間はほんとうに長い道乗りだった」とケプカ。優勝後には「今まででもっとも体の状態は良い」と話したが、「いずれは膝の取り替える手術を受けないとならない。おそらく2、3年くらいのうちには。だけどその後は膝が自分の思ったように動くのか…。それが分からない」と抱える不安も口にした。

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