松山英樹、納得のバーディ締めも「今年は悔しい結果」 国内戦は今年最初で最後 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 K・ブラッドリー -15 2 R・ファウラー -14 A・パットナム -14 4 E・グリジョ -13 5 S・ティーガラ -12 V・ホブラン -12 H・バックリー -12 8 C・チャンプ -11 9 X・シャウフェレ -10 M・ネスミス -10 順位の続きを見る
40位タイで終えた松山英樹 最後は大ギャラリーの声援にしっかりと応えた(撮影:岩本芳弘)
<ZOZOチャンピオンシップ 最終日◇16日◇アコーディア・ゴルフ 習志野CC(日本・千葉県)◇7079ヤード・パー70>
最後の最後にようやく決まった。4日間72ホール目の18番パー5。ティショットは左の林に曲げたが、2打目をグリーン手前のラフまで運ぶ。3打目は5メートルほどショートしたが、きっちり沈めてバーディ。「やっとタッチとラインと、自分の思ったストロークができた」とグリーンを囲む大ギャラリーを喜ばせて、松山英樹に笑顔がこぼれた。最終日「71」として、トータル3アンダー・40位タイで4日間を終えた。
連覇のかかった今大会は、初日からパットが決まらないシーンが目立った。この日は1番パー4で2メートルのバーディチャンスにつけたが、カップの左を抜ける。「1番からミスしてしまったので、次のいいパットを打つのが大変でした」とこの日もグリーン上に悩まされる。
次第にショットもブレ始めたが、持ち前のテクニックでしのぎ続けた。8番パー4ではティショットを左の林に入れたが、2打目はグリーン右手前まで運ぶと、3打目のアプローチはカップをかすめて30センチに寄せる。続く9番パー4では、グリーン手前のアゴの高いバンカーから再び30センチに寄せてパー。技アリのショートゲームでギャラリーを大いに沸かせたが、「そこに頼っているようでは優勝できない。今年は悔しい結果になりました」と、ショートゲーム以外は全部悪かったと総評した。
最終日は1万人を超えるギャラリーが詰めかけ、多くは松山組が引き連れた。「これだけよくないゴルフしていても『がんばれ』と声援をくれていたのでうれしかったです。本当にいいプレーを見せたかったけど…」。結果に加えて、好プレーで声援に応えられなかったことに悔しさをにじませた。
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