松山英樹のクラブは“真っすぐ”がいっぱい 新ドライバーにもウェッジにも丸みがない!?【ツアー担当に聞く】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 R・ファウラー -14 2 K・ブラッドリー -13 3 A・パットナム -12 4 V・ホブラン -11 5 M・マクニーリー -10 C・チャンプ -10 H・バックリー -10 8 S・ティーガラ -9 M・ネスミス -9 T・ムーア -9 順位の続きを見る
9月のシーズン開幕戦から新ドライバーを投入している松山英樹(撮影:岩本芳弘)
「ZOZOチャンピオンシップ」に出場している松山英樹のクラブセッティングは、[百聞は一見にしかず 松山英樹の各番手の“顔”を見てみよう!【写真】]()
「松山選手は逃げて見える顔よりも、真っすぐでつかまって見える顔を好みます。ドライバーのフェースは曲面なので、フェースの真ん中からトゥ側とヒール側に丸みを帯びてマスクラインが乗るのが通常です。それがあまり好きではないんです」と話していた宮野氏。市販品では緩やかなフェースの曲面に合わせて、クラウンの塗装も緩やかにカープを描いているのだが、宮野氏がペンを使ってそれが真っすぐに見えるように、それこそ「髪の毛1本分凹んで見える顔」に調整していたのだ。
それが今回の新ドライバーはクラウンの塗装が最初から真っすぐになっていて、「(ペンを使って)マーキングしていません」。市販品と松山のクラブでは見え方が違っていたのだが、構えたときの顔に関しては、このまま市販される予定だという。
「要するに、松山プロが使わない時間があって、よくなっていった。会社としては悔しい思いで頑張ったんです」。ドライバーを構えたときの顔が松山の好みに合わない場合は、実際に打ってテストをする段階までいかず、当然バッグのなかに入ることもない。それが今回は、9月のシーズン開幕戦「フォーティネット選手権」から、新ドライバー投入にいたった。ノンペイントのドライバーに対し、3番ウッドのテーラーメイド『SIM2』はフェースが真っすぐに見えるように、がっつり白いペイントが施されている。
そんな“真っすぐ顔”にこだわる松山だが、ウェッジも直線的だ。ウェッジは真っすぐ構えて使うこともあるが、グリーン周りではフェースを開いたりして、あらゆるライに対応しなければならない。通常は刃の部分(リーディングエッジ)が丸みを帯びていて、開いたときにも拾いやすくなっているが、松山のリーディングエッジは真っすぐになっている。
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