長谷部誠(Photo by Soccrates/Getty Images)
10月4日、CL（チャンピオンズリーグ）第3節「フランクフルト対トッテナム」の一戦が行われ、0－0の引き分けに終わった。
日本代表MF鎌田大地と元日本代表長谷部誠は共に先発フル出場。
グループDは大混戦となっており、どのチームが決勝トーナメントに進出してもおかしくない状況となっている。
長谷部はプレミア得点ランキング2位のケインをシャットアウト
長谷部誠は、CLのグループステージのトッテナム戦で先発出場し、プレミアリーグ得点ランキング2位につけているハリー・ケインを見事に抑えきる活躍を見せた。
38歳という年齢であり、4年前に日本代表を引退した選手であることを考えると、良い意味で「異常」な活躍を見せていると言えるだろう。
3バックの中央でプレーし、ボールを奪いすぐさま前線にボールを供給するなど、素晴らしいプレーを連発。
84分にはケインのポストプレーを体を張って防ぎ、イエローカードを誘発させるなど、老獪な駆け引きも見せた。
その直後にもケインと競り合いながらもダイビングヘッドでGKにバックパスをしてピンチの目を摘む。
シーズン開幕当初こそベンチが多かったが、これでリーグ戦とCLを含め公式戦4試合連続で先発フル出場となった。
CLグループDは大混戦！フランクフルトの決勝トーナメント進出の可能性もあり
CLのグループDは、4チームすべてが3試合を消化したが、どのチームにも決勝トーナメント進出の可能性がある状態だ。
首位は日本代表MF守田英正所属のスポルティングで、勝ち点「6」、トッテナムとフランクフルトが勝ち点「4」でこれを追っている。
さらに最下位のマルセイユも勝ち点「3」となっていて、まだまだ十分に逆転できると言える。
チーム力的にも拮抗した4チームだけに、フランクフルトの決勝トーナメント進出の可能性も十分にあり得る。
38歳の長谷部が欧州最高峰の舞台でベスト8を賭けてプレーする。
そんな夢のようなことが起こるかもしれない。
日本代表の中心選手となった鎌田と共に、その活躍が期待される。
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