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PGAツアーはLIVゴルフを逆提訴「選手たちは“スポーツウォッシュ”に使われている」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

PGAツアーの主張とは?(撮影:GettyImages)

LIVゴルフが米カリフォルニア州で起こしているPGAツアーの「独禁法違反」での訴訟で、9月28日、PGAツアーは反論の書類提出とともに、LIVゴルフに対し逆提訴を起こした。

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71ページに及ぶ書類で、逆訴訟の内容は「LIVゴルフがPGAツアーの選手に天文学的数字のマネーをオファーすることで、PGAツアーとの契約違反をおかしてLIVゴルフに出場させることを誘導した」というもの。その結果、「PGAツアーはブランドイメージに大きな傷がつき大きな利益損出が発生。また、イメージを回復するために経済的損出が起きた」とした。

さらに「選手たちがゴルフを通じて、サウジアラビアの残虐行為などから目をそらすための“スポーツウォッシュ”に使われている」と指摘し、「不公平なリーグがあるとすればPGAツアーではなくLIVゴルフ」だと主張した。

今回の反論書類提出により、同訴訟は次の『ディスカバリ』と呼ばれる証拠開示手続きへと進む。10月3日から開始され、双方が関連情報や資料の開示を請求、証人や第三者への法定外での口頭、または書面での尋問が行われる。

これら2つの訴訟の公判は2024年1月8日、米カリフォルニア州サンホセの地方裁判所で行われる。(文・武川玲子=米国在住)

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