ブライトン三苫、リヴァプールDFを切り裂く圧巻ドリブル!幻のアシストで値千金の同点弾を演出!
三苫薫,サッカー(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
10月1日、プレミアリーグ第9節「リヴァプール対ブライトン」の一戦が行われ、3-3の引き分けに終わった。
日本代表FW三苫薫は後半20分から出場し、得意のドリブルで何度もチャンスを演出。
トロサールの得点をアシストするプレーもあったが、残念ながら公式にはアシストが付かなかった。
三苫はドリブルでリヴァプールのイングランド代表DFを完全突破
ビッグクラブのリヴァプール相手に三苫のドリブルが炸裂した。
しかも対峙したのはイングランド代表DFのトレント・アレクサンダー=アーノルドだ。
交代直後、三苫が前を向いてアーノルドと向き合うと、ブラジル代表FWネイマールが得意とする「反発ステップ」で一瞬にして抜き去る。
イングランドDFすら無力化してしまう三苫のドリブルは、すでに欧州でもトップクラスであると言って良いだろう。
後半38分にはクロスをエリア内に送り値千金の同点ゴールをアシスト。
嬉しいプレミアリーグ初アシストカニ思われたが、残念ながら公式ではアシストが付かず、悔しい幻のアシストとなった。
三苫のライバルであるトロサールがハットトリックと大爆発
この試合、三苫は25分以上ものプレータイムも貰えただけでなく、幻のアシストを含む最高のパフォーマンスを見せた。
この活躍によって、今後さらに試合で使われる機会は増えていくことだろう。
しかし、三苫のライバルとなっているベルギー代表FWのトロサールがこの試合でハットトリックと大爆発しており、ポジションを奪うことは不可能に近くなった。
トロサールはこの試合のようにサイドのポジション以外でもプレー可能なため、「共存」という形で出場するしか方法はないだろう。
そういった意味でも、公式ではアシストが付かなかったが、トロサールの3点目に繋がるパスを出せたことはプラス材料となる。
さらに、トロサールは今冬にチェルシーへの移籍が噂されている。
三苫は途中出場からの短いプレー時間であっても、圧倒的なプレーを見せ続けていけば、トロサールが移籍した際に左サイドのファーストチョイスになるはずだ。
チームも暫定ながら来季のチャンピオンズリーグの出場権内に位置しているだけに、今後三苫がブライトンでレギュラーを奪い取れるのか注目だ。
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