プロギアの新モデルやピンの未発表モデルも クラブ契約フリー・大槻智春の2勝目を支えた14本【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 大槻智春 -19 2 石川遼 -19 3 池田勇太 -18 4 時松隆光 -16 久常涼 -16 6 J・デロスサントス -15 木村太一 -15 8 張棟圭 -14 A・ブランド -14 竹安俊也 -14 順位の続きを見る
クラブ契約フリーになって2勝目をつかんだ大槻智春(撮影:米山聡明)
<ANAオープン 最終日◇18日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7063ヤード・パー72>
待望の2勝目は劇的な幕切れ。首位と5打差の3位から出た大槻智春が「66」で回り通算19アンダーで石川遼とのプレーオフに。2打目を先に打った石川が3メートルに乗せたが、大槻の2打目はピン奥に着弾、強烈なスピンバックで直接カップイン。パットを打たずして今季初、3年ぶりのツアー2勝目を手に入れた。
19年にツアー初優勝を遂げた大槻は、コロナ禍の影響で統合された20年、21年シーズンは総合力を示す「メルセデス・ベンツトータルポイント」で1位。それでも2位4回、3位2回を含むトップ10入りは12回あったが、優勝することはできなかった。今季から高みを目指してクラブ契約フリーになった。
2018年発売「G400 MAX」を長年エースドライバーとしてきたが、新エース探しのため多くのメーカーのクラブをテスト。ゴルフショップで購入することもある。試合によっては新エース候補を投入してきたが、今大会の使用ドライバーは手に馴染んだ長年のエース。「ドライバーに自信があるんですけど、今週に限っては機能していなくて…」。フェアウェイキープ率42.857パーセントと低調だった。
ティショットの低調を補ったのはアイアンだった。初優勝時から使い続けるピン史上初の鍛造マッスルバック『BLUEPRINT』(ブループリント)が武器となった。「打感がよく、操作性がいい」とお気に入りのヘッドで、洋芝の粘っこいラフからでもグリーンをとらえ、4日間のパーオン率は83.334パーセントだった。
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