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5打差逆転Vの比嘉一貴 3ツアー共同主管大会の“優勝副賞”に笑顔「レベルアップできるチャンス」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 比嘉一貴 -20 2 チョ・ミンギュ -18 T・ケーオシリバンディット -18 J・シン -18 5 J・クルーガー -17 金台勳 -17 キム・シウー -17 河本力 -17 9 谷原秀人
-16 大槻智春 -16 順位の続きを見る
アジアンツアー、韓国ツアーのシード権も獲得した比嘉一貴(撮影:上山敬太)
<Shinhan Donghae Open 最終日◇11日◇KOMAカントリークラブ(奈良県)◇7065ヤード・パー71>
韓国、アジア、日本の3ツアー共同主管大会の最終日に「65」をマークした比嘉一貴が、トータル20アンダーまで伸ばして、5打差を逆転して今季3勝目を挙げた。日本開催で3ツアーの選手が集まる中、日本ツアーを代表して勝てたことに満足したが、“副賞”にも喜びを見せた。
ツアーが共同主管大会の場合、優勝すれば両ツアーのシード権を手にすることができる、“おいしい”試合でもある。共同主管大会初優勝となった比嘉は、「やっぱり韓国ツアーとアジアンツアーのメンバーカードを取ることができたことは大変うれしく思います」と話した。
アマチュア時代はナショナルチームの一員として国際大会を経験。プロ転向後、最初のフィールドはアジアンツアーだった。東北福祉大学の先輩の松山英樹からは「海外に出たほうがいいとは常々言われている」という。これまで海外ツアーの予選会に挑戦する気持ちもあったが、コロナ禍で断念してきた経緯もある。
今年6月の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」を制したことで海外メジャー「全英オープン」と欧州ツアー「BMWインターナショナル・オープン」の出場権を手中に収めた。「BMWインターナショナル・オープン」では10位タイに入り、「ホライゾン・アイルランドオープン」の出場権も獲得(結果は78位)。「2戦とも日本と似たようなコースでなんとかやれたと思いますが、(予選落ちした全英オープンの)セントアンドリュースになると場数が足りない。積極的に海外のコースを回ることが大切」と刺激を受けて、海外ツアー挑戦の意欲を高めて帰国した。
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