ぶっつけスプーンでワナ回避 畑岡奈紗が自信みなぎる1差2位発進 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 リン・シユ -8 2 畑岡奈紗 -7 3 S・ケンプ -6 キム・アリム -6 5 A・ティティクル -5 C・ヘジン -5 K・ペリー -5 J・スワンナプーラ -5 キム・セヨン -5 M・ジュタヌガーン -5 順位の続きを見る
畑岡奈紗はスプーンを駆使し好ラウンドを演じた(撮影:GettyImages)
<クローガー・クイーンシティ選手権 初日◇8日◇ケンウッドCC(米オハイオ州)◇6515ヤード・パー72>
前日まで多くの雨が降った影響で、フェアウェイがかなり湿ってランが出ない状況となったため、元々の6515ヤードから6288ヤードと大幅にティを前に出して行われた初日。畑岡奈紗は午前組のベストとなる7アンダーでホールアウト。首位と1打差の2位と好スタートを切った。
飛距離はまだまだアップ中!畑岡奈紗のスプーンでのティショットを動画で見る
ロケットスタートの要因は3番ウッド。ティが前に出たため、選択することが多かったクラブは「練習ではティマークの後ろから打つことが多かったので、それも想定して練習しておけばよかった」とぶっつけに近いかたちとなったが、いやらしく配置してあるワナをうまくかいくぐった。
「ドライバーで打つとランアウトしてしまうところがあるので、たくさん使いました。また、バンカーがちょうどドライバーで越えるか越えないかのところにある。今週のフェアウェイバンカーはアゴも高いので、そこは避けていきたい。いいマネジメントでしたね。下がまだ軟らかいのでキャリーの距離だけ考えてプレーしたら、逆にやりやすかった。乾いてきたら、少しランを考えて、また違う攻め方になってくると思う」
悪天候などが重なり、開幕前はギリギリ18ホールしか回れなかったなかで、さらに想定外のティでもさすがの対応力を見せつけた。「このくらいのスタートは切りたいと練習していても思っていた。まだ初日。残り3日間頑張りたい」。今季2勝目へ、コメントにも自信がみなぎった。(文・秋田義和)
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